人の話を聞くときは、適度に相手を見るようにします。
会話というコミュニケーション
人との会話は楽しいものです。
会話というのは1つのコミュニケーションの形です。
「情報のやりとり」と「コミュニケーション」は似ているようで違います。
情報のやりとりとは互いが知らないことを互いに伝えたり、確認したりすることです。
コミュニケーションには、情報のやりとりが発生することもありますが、発生しないこともあります。
コミュニケーションは、それ自体が目的であったりします。
相手と共感する
会話はコミュニケーションの1つの形です。
コミュニケーションなので、「情報のやりとりができればそれでいい」というわけではありません。
コミュニケーションにおける会話とは、相手と共感したり共有することが大切になってきます。
相手に「自分の話を聞いてくれている」と思ってもらえる
「自分の話を相手が聞いていない」と思うと、人は悲しい気持ちになるものです。
相手の話を聞くことも大事ですが、
相手に「自分の話を聞いてくれている」と思ってもらえることも大切です。
人とのコミュニケーションでは「話を聞いた」という結果だけでなく、「話を聞いている」と相手が思えるそれ相応の過程も必要なわけです。
人の話を聞くときは、適度に相手を見る
人の話を聞くときは、適度に相手を見るようにします。
人が話しているときに、別の方向を見ない方がいいです。
人は、人が見ているものを見ます。
自分が思っている以上に、自分の視線がどこに向いているか他人にバレているものです。
確かに、必ずしも相手の方を見なくても、耳で声を聞いていれば話の内容はわかるかもしれません。
けれど、相手の方を見ていた方が、相手が「自分の話を聞いてくれている」という手ごたえを感じやすいです。
一方で、じっと相手を見過ぎないようにもします。
相手を見過ぎると、相手も緊張してしまうからです。
ですので、人の話を聞くときは、適度に相手を見るようにします。