1. 人を傷つける人がいる
人には優しくしましょう。
人には親切にしましょう。
私達は、子供の頃そう教えられます。
けれど、社会はもう少し複雑です。
人を傷つける人が残念ながらいるので、自分を自分で守れるようになることが大切です。
「人を傷つける」という状況を考えると、多くの場合2種類が浮かびます。
1つは暴力。
殴ったり叩いたり、体に危害を加えるものです。
もう1つは精神的なもの。
「バカ」「嫌い」など言葉による暴力です。
けれど、先述の通り、社会は複雑です。
もっと複雑な、人の傷つけ方があります。
例えば無視をするというのも人を傷つける行為です。
あるいは、みんなが見てる所で人の失敗を指摘したり笑い者にすることも人が傷つくかもしれない行為です。
あるいは、陰口を言うという行為も、巡り巡ってその人の耳に入ることも多々あり人を結局傷つけてしまいます。
いずれにせよ、社会で生きていると人に傷つけられる可能性がないとは言い切れません。
2. 自分が傷つけられないように
人を傷つけることは、好ましいことではありません。
だから、人は誰かが誰かを傷つけている様子を見ると注意したくなることがあります。
けれど、注意をして行動を改められる人もいれば改められない人もいます。
人はそれぞれ違った価値観を持つからです。
だからまず、自分が傷つけられないようにすることも大切かもしれません。
誰かの行動を改めさせようと行動するあまり、自分が傷つけられる対象になってしまっては、例えば親や配偶者が悲しみます。
3. 人を傷つける人は悪い人?
人は悪意を持って人を傷つけるばかりではありません。
悪意がないにもかかわらず、結果として人を傷つけてしまうことがあります。
なぜなら、やっぱり人はそれぞれ違った価値感を持っていて、それが時折、人間同士のすれ違いを生むからです。
だから、「人を傷つけるような行為をした人」が、必ずしも「絶対的に人格が悪い人」というわけではありません。
4. 自分も気をつける
人は悪意がないにもかかわらず、結果として人を傷つけてしまうことがあります。
これは自分自身にも当てはまります。
自分に悪気はないのに、結果として人を傷つけてしまうことはあり得ます。
自分に悪気はなかったけれど、人を傷つけてしまったと後からわかることがあります。
そういうときは素直に謝ります。そうすることでその人との関係が修復できるかもしれません。
けれど、社会には「○○で傷ついた」と根も葉もないことを言って、人に謝らせようとする人もいるので、そういう人には気をつけます。