大人になるに従って、物事をオブラートに包んで言ったり言われたりすることがあります。
社交辞令や婉曲な表現を使うことが増えます。
人が言葉ではっきり言ってくれなくなります。
人間関係において人に好かれる・嫌われるというのは大きな事柄です。
でも面と向かって「好き」「嫌い」と言ってはくれないものです。
人に、あるいは特定の誰かに好かれたいと思った時、
好きになってもらう方法以前に、
そもそも自分が今どのくらい好かれているのかを把握でいる力は重要です。
逆に言うと、自分がその人にどのくらい好かれているか正確に把握できれば、好かれる方法も自然と導き出せます。
相手の言動から自分がどのくらい好かれているのかを読みとる力は、コミュニケーションにおいて非常に重要です。
今日はそんな相手の自分に対する好感度の読みとり方を見ていきます。
嫌いな人とは話したくないものです。
相手が自分に話しかけてくれるかは相手が自分に興味があるかの基準になります。
さらにポイントとしては
自分が話しかける回数より相手が話しかけてくれる回数の方が多いかということです。
社会常識のある大人であれば、誰でも話しかけられたらそれなりに返しますし、仕事など用事があれば話しかけます。
重要なのはそれ以上に話しかけられているかということです。
相手からくだらない用事やくだらない話題を話してもらえるかというのも判断基準になります。
あなたに相談しなくてもいいこと、今あなたに話さなくてもいいこと。
それら理由としてあなたと話したいということです。
相手の表情を見ることも大切です。
相手に好意があれば、表情が笑顔であったり目の瞳孔が大きかったりします。
興味がなければ表情に乏しかったり上の空だったり、スマホをちらちら見たりしているかもしれません。
社交辞令やありふれた話題だけでなく、
プライベートの話ができるかどうかもその人との親密さを表します。
とは言っても、あなたが相手のプライベートをぐいぐい聞いても意味がありません。
相手があなたにどれくらいプライベートなことを話してくれるかというのが目安になるのです。
また、相手があなたをプライベートな事柄にどれだけ誘ってくれるかというのも判断基準です。
相手が仕事や学校以外でどれだけあなたとプライベートな時間を持つことを望んでくれるか。
会社や学校ではすごく話が弾むのに、プライベートはまったく一緒になったことがないというパターンがあります。
相手にとってあなたは今一歩親密になる決め手に欠けているのかもしれません。
関連記事:人に好かれる方法