公的機関の医療情報を参考に、子供の病気や怪我について家庭でできることや対応方法をまとめます。
発疹・湿疹の対処法
発疹や湿疹に関しては、
- 発疹がどんどん広がる
- かゆみが強い
- 発熱を伴う
- 呼吸がゼーゼーとなる
といった状況の場合はすぐに病院に行ったほうが良いでしょう。
それ以外の場合であれば、一旦は様子を見て、都合がつくときに病院に行くような対応で大丈夫と考えられます。
症状の見方やポイント
「発疹」とは蕁麻疹(じんましん)のように急に出た皮膚の変化を言います。
蕁麻疹は食物などが原因となることもありますが、原因不明の場合もあります。
色は淡紅色であり、少し盛り上がった発疹です。
一方で
「湿疹」とはアトピー性皮膚炎などをはじめとした、持続的な皮膚の変化を指します。
家での対応方法
蕁麻疹の場合、強いかゆみがなく、発疹が数個の場合は冷やして様子を見ます。
大きさや色、押さえたら赤みが消えるかなどを確認しておくと、あとで病院に行った場合の情報として有意義です。
おわりに
発疹・湿疹をはじめ、子供の皮膚トラブルは何かと多いものです。
子育てにおいて「かかりつけ医」を見つけておくことは大切です。
かかりつけ医はまずは「内科」を見つけたいものですが、
他にも「皮膚科」や「耳鼻科」などを見つけておくと安心です。
小学生くらいになると「眼科」なども必要になるお子さんもいるでしょう。
「黒板の字が見えない」や「ゲームばかりしている」といった背景から視力や眼鏡の相談をするケースがあるからです。
内科・耳鼻科・皮膚科、必要であれば眼科。
そして我が子が夜間救急を利用する場合、どこの病院に行くのか。
このあたりを把握しておくと、子供の体調不良の際に心強いです。
補足記事
参考資料
『もしものときの救急車の利用法』(政府広報オンライン)2020年7月9日検索
『子供の救急対応マニュアル』(医療ネットみえ)2020年7月9日検索
『子供の急病対応』(広域災害救急医療情報システム)2020年7月9日検索