子供にフライドチキンは何歳から?
子供にフライドチキンは何歳頃から食べさせていいものなのでしょう?
家庭の方針にもよるでしょうが、
子供にフライドチキンを食べさせるなら、1歳半以降が無難と考えられます。
今日は子供の食育とフライドチキンについてです。
鶏肉は何歳から?
フライドチキンは鶏肉を揚げた物ですね。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によると、
85%の家庭が離乳食完了の直前にあたる生後12~15カ月頃までには子供に鶏肉を食べさせたことがあるそうです。
ほとんどの家庭が1歳頃には子供に鶏肉を食べさせたことがあり、これは離乳食の進め方としても妥当です。
しかしながら、子供が食べる物は食材だけでなく味付けや調理方法も重要ですね。
フライドチキンはどうしても味付けが濃くなりがちです。
先述のガイドラインによると、
離乳食時期は薄味が基本で、離乳食期の鶏肉は茹でたものなどを推奨しています。
また、個人差はありますが目安としては離乳食の完了は1歳半頃とされています。
こういったことを踏まえると、
フライドチキンを食べさせるなら、離乳食が完了した1歳半以降に。
という目安が考えられます。
フライドチキンの食べ方
フライドチキンは骨があるので、手でつかんでガブっと食べるのが一般的ですね。
幼い子供に与えると、手やテーブルが油でベタベタになるので躊躇する親御さんも多いでしょう。
しかし子供が多少汚しながらでも手づかみで食べる経験を積むことは食育の観点からも重要です。
そういった経験の中で子供は手の使い方や力加減を学んでいきます。
また、食事は基本的に情報量が多い方が人はおいしく感じます。
この情報量とは五感のことです。
同じ食べ物でも鼻をつまみ目隠しをして食べてはなんとも味気ないものになるのは想像に難くないと思います。
目で見て匂いを嗅いで、
食材が焼ける音や煮込む音を聞いて、
そうやって多様な感覚を刺激することでより楽しむことができます。
手づかみで食べる、つまり触ると言うことは触覚であり、食材の硬さや温度を感じることができます。
フライドチキンはクリスマスなど特別な機会に食べることも多いですね。
特別な機会に、親はたいへんですが、
多少汚しながらでも子供に思いっきり手先を動かしてもらいながら食べてもらってもいいかもしれません。
おわりに
フライドチキンを食べさせるなら、離乳食が完了する1歳半以降が無難かもしれません。
あくまで目安ですので自己責任の下、お子さんのその日の体調を見ながら判断しましょう。
フライドチキンは骨があってやや食べにくい料理の1つですが、手づかみで食べる経験はお子さんにとっても良い刺激でしょう。
その他の記事
参考資料
『授乳・離乳の支援ガイド』(厚生労働省)2018年5月25日検索
『子供のカロリーなど』(厚生労働省)2018年1月11日検索
『身体活動レベル』(健康の森)2018年1月11日検索
『スマイル骨なしケンタッキーセット』(ケンタッキー)2019年3月3日検索