学校を何日休んだら不登校なのでしょう?
今日は学校の出席に日数と不登校の関係についてです。
学校を何日休んだら不登校?
学校を何日休んだら不登校なのでしょう?
文部科学省によると、
年間30日以上欠席した場合を不登校としています。
ただし欠席理由が病気や経済的な理由の場合を除きます。
年間30日の欠席の意味
先述のとおり、不登校とは年間で30日以上欠席した場合のことを指します。
なぜ30日かと言うと、文部科学省が30日以上の欠席者を不登校児として人数を調査しているからです。
年間に30日以上欠席すると学校の先生はその児童数を上に報告しないといけなわけですね。
30日とはほぼ1カ月。1年は12カ月。小学校の場合は土日祝日に加え夏休みや冬休みなどもありますね。
そのように考えると、登校日のおよそ1割前後欠席するか否かがおおよその目安になります。
不登校に関するデータ
以下、不登校に関するデータをいろいろ見ていきます。
不登校の理由
不登校のきっかけとなった理由は文部科学省の調査によると、
・学校生活によるもの・・・36.2%
(友人関係や教師との関係)
・家庭環境によるもの・・・19.1%
・本人によるもの・・・35.0%
となっています。
不登校児の割合
文部科学省の平成28年度における「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校において不登校児は全体の1.4%だそうです。
つまり100人に1人は不登校を経験しているわけですね。
まとめ
以上のことからまとめです。
一般に不登校とは年間に30日以上の欠席をした生徒のことを指します。
ただしこの欠席がやむをえない病気や経済的事情の場合は除きます。
不登校の原因は3割強が友人関係や教師と関係、学業不振や部活のトラブルなど学校生活に関わるものです。
日本において不登校児は全体からみると約1.4%です。
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参考資料
『不登校の現状に関する認識』(文部科学省)2018年5月3日検索
『平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(速報値)について』(文部科学省)2018年5月3日検索