家の中の刺激を整理する
子育てにおいて、家の中の刺激を整理することは重要だと思います。
ここで言う家の中の刺激とは、テレビやパソコン、スマホやゲームなど子供を強く引き付ける娯楽・メディアです。
強い刺激が家の中に溢れていれば、刺激がそれより強くない活動(読書や家族の会話、楽器を弾くことや絵を描くこと、工作や創意工夫をする活動)をする機会が奪われてしまうでしょう。
解説
刺激の多い環境
「うちの子は本を読まない」という家庭には、ゲーム機が豊富にあったりします。
「うちの子は帰ってきたらスマホばっかり」と言う家庭では、親もスマホを触り過ぎたりすぐ子供に貸したりします。
全ての家庭がそうとは言いません。
ただ、そもそも家庭にテレビやスマホなどメディアが溢れていれば、子供がそちらに流されてしまうのは当然とも言えます。
そういう環境では、いくら「勉強しなさい」「本を読みなさい」「スマホはそれくらいにしなさい」と言っても難しいでしょう。
大人も子供も、意思だけの力で習慣を変えることは難しく、習慣を変えるなら相応の環境の工夫が必要になります。
刺激を除外し活動を促す
そもそも、テレビやスマホがあっても最初から読書ができる子は一握りだと思います。
テレビやスマホのない環境、まずは本を読める環境を通して「読書って楽しいな」と思いそれが習慣になってはじめて自発的な読書ができると思います。
テレビや動画のない環境で、子供は読書を通して物語の楽しさを知るかもしれません。
YouTubeのない環境で、子供は楽器を弾いて音楽を鳴らすことの楽しさを知るかもしれません。
おもちゃがないことで、子供は自らおもちゃを作る工作の楽しさを知るかもしれません。
過度に物をなくす必要はありませんが、ある程度の刺激を除去しなければ、子供が自ら知的好奇心を満たすための活動は得られないでしょう。
そのためには、誘惑が少ない環境を整えることが必要です。この環境には、親も含みます。
例えば親がスマホをいじってゲームをしていたら、子供もしたくなっても不思議ではありません。
子供は親を見て育ちますが、子供は親が見ている画面も見ていると言えます。

