インターネットは情報を手軽に入手できますが、その一方で情報が多すぎて欲しい情報にたどりつけないこともあります。
またメディア全般について言えることですが、信憑性の低い情報なども混在しておりそれらを見極める目が必要です。
【検索結果はGoogleが決めている】
私達が検索するとそのキーワードに沿った情報が出てきます。
この情報の取捨選択は誰がしてくれているのでしょう?
一番の大手はGoogleです。
「このキーワードに対してはこういう情報を表示させる」という情報の整理をしてくれるプログラムを検索エンジンと言います。
Googleは最も大きな検索エンジンのひとつを持つ会社です。
【検索して、出てくる順番】
検索すると何ページにもわたってそれらしい情報が出てきます。
しかし私達はだいたいが1ページ目の検索結果を中心に情報を集めます。
人間って面倒くさがりなのです。
つまり情報を発信する側からしたら、検索結果の1ページ目に出ることは人の目に触れるためにとても大切なことです。
では誰がどの情報を検索結果の1ページ目に表示するように決めているのでしょう。
これも検索エンジンです。
検索エンジンはその検索エンジンのルールに従って情報を表示する順番を決めています。
【検索エンジンのルール】
基本的に、検索エンジンがどのような基準で情報を取捨選択しているか、そのルールは公開されていません。
そしてそのルールは日々少しずつ変えていっています。
情報発信を行う側の人たちは、このルールを予測しながらできるだけたくさんの人に見てもらえるようなサイト作りをしています。
このような検索エンジンのルールを意識しつつ、人目に触れやすいサイト作りをすることをSEOと言います。
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジンの最適化)」の頭文字をとったものです。
【インターネット上の広告】
検索結果の1ページ目、および検索結果の1番目は人目に触れる機会が他のページや順位と比べると多いです。
ある検索ワードの検索結果の1番目になることは、SEOを行うことで理屈としては可能です。それが難しいか易しいかは別として。
一方で、お金を出して検索結果の1番目に表示してもらうことも可能です。
主に広告を行うときはこのようにお金を払って自分達のページを1番目に表示するようにします。
このような広告をPPC広告と言います。
【検索結果に出てくる2種類の情報】
このように、検索結果の情報には2種類の情報が含まれます。
一つはSEOされた情報。
たくさんの人に見られ、たくさんのサイトからリンクが貼られ、たくさんの更新がされているサイトです。
もう一つはPPC広告。
会社が広告料を出すことで表示しているサイトです。
【情報に善悪はない。大切なのは読み手】
このように書くとなんだか広告があやしいもののように感じるかもしれません。
しかし実際はそうとも言えません。
少なくともその人が興味をもって検索したキーワードの基づいた広告が出るのですから、その広告やその企業は検索した人が興味を持つ内容かもしれないからです。
そしてその広告を見るも見ないも読み手の自由です。
大切なのは、インターネットはそのような仕組みなっていますよと知ること。
そしてそれを知った上で自分はどう使うかを考えることです。