非認知能力のレクリエーション

言うこと一緒、やること一緒(レクリエーション)とは?|子供の非認知能力を促す遊び

公開日:2023年5月7日


 
 

「言うこと一緒、やること一緒」とは?

 「言うこと一緒、やること一緒」とは、集団で行うレクリエーションの1つです。

 複数名が手をつないだ状態で、「言うこと一緒、やること一緒」という合図の下で特定の行動(例えば右にジャンプ)を行います。

 子供や高齢者のレクリエーションだけでなく、研修でのアイスブレイク(緊張した空気を和らげるための導入的活動)などでも用いられます。

 
 
 

解説

ルール

  • 参加者は手をつないで一列になります。
  • 司会・リーダーが「言うこと一緒、やること一緒!」というい合図のあとに指示を出します。
  • 例えば「言うこと一緒、やること一緒、右!」のように言った場合は、参加者は「右」と言いながら右にジャンプします。
  • 例えば「言うこと一緒、やること逆、右!」のように言った場合は、参加者は「右」と言いながら左にジャンプします。

 このように「言うこと一緒、やること一緒」は旗揚げゲームのような引っかからない集中力、手をつないでいるがゆえのみんなで息を合わせる協調性がおもしろみとなっています。

 指示のバリエーションとしては、「右」「左」「前」「後ろ」などがあるでしょう。

 パターンとしては、
「言うこと一緒、やること一緒」
「言うこと一緒、やること逆」
「言うこと逆、やること一緒」
「言うこと逆、やること逆」
などが考えられるでしょう。

 
 

コツ・ポイント

 「言うこと一緒、やること一緒」は、指示を出す人が参加者のレベルに合わせて絶妙な指示を出せるかがポイントとなるでしょう。

 簡単すぎても難しすぎてもグダグダになってしまいます。

 みんなが四苦八苦しながらなんとか達成できるタイミングや指示内容にしていきます。

 
 

意義

 「言うこと一緒、やること一緒」は、相手の指示に注意を向ける力や、手をつないでいるがゆえに周囲と息を合わせる協調性が必要です。

 「言うこと一緒、やること一緒」は実行機能や非認知能力、コミュニケーション能力を刺激する遊びと言えるでしょう。

 また特別な道具がいらずすぐに行える点も「言うこと一緒、やること一緒」の魅力と言えます。

-非認知能力のレクリエーション

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