じゃんけん鬼ごっこ(3色鬼ごっこ)とは?
じゃんけん鬼ごっことは、じゃんけんの手の形をそれぞれ決め、勝てる手の相手を捕まえるレクリエーションです。
じゃんけんと鬼ごっこを組み合わせた遊びは様々あります。
そして「じゃんけん鬼ごっこ」や「じゃんけん鬼」といった名称の遊びは、同じ名前でもルールは地域によって異なります。
このページでは、「3色鬼」と類似したルールである「じゃんけん鬼」を扱います。
解説
ルール
- 全員でじゃんけんを行います。その手の形をしたままゲームスタートです。
- 自分の手が勝てる人を追いかけて鬼ごっこをします。(グーの人はチョキの人を、チョキの人はパー人を、パーの人はグーの人を追いかけます)
- 自分の手が負ける人からは逃げつつ、勝てる人をタッチするよう追いかけます。
- 自分がタッチされたら、タッチされた人と同じ手の形になり、今度はその手に準じて鬼ごっこをします。(例えばグーの人がパーの人に追いかけられ、タッチされたらその時点から自分もパーになり、グーの人を追いかけます)
- 全員の手が同じ形になったら終了です。
ゲームを行う際は逃げる範囲をあらかじめ決めておくとスムーズです。
また、手の形は周囲から見えるようにはっきりと提示しましょう。
ポイント
自分が逃げる側でもあり追いかける側でもあるという点は3色鬼と同様です。
一方で、3色鬼は何色を追いかけて何色から追いかけられるのかが感覚的にわかりにくい場合があります。
特に鬼ごっこはスピード感のある遊びなので、力関係を直感的にわかるか否かは重要です。
じゃんけん鬼ごっこは親しみのあるじゃんけんを活用するので、「追いかける」「追いかけられる」力関係が(じゃんけんを理解している子であれば)直感的に理解できます。
また、じゃんけん鬼ごっこは自分が「追いかける側」であり「追いかけられる側」でもある点が通常の鬼ごっこより緊張感がありおもしろいです。
通常の鬼ごっこに飽きてしまった子には良い刺激になるのではないでしょうか。