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「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」とは?
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」とは、子供の発達全体をおおまかにみるスクリーニング検査です。
スクリーニング検査とは簡便に行える検査のことですね。
スクリーニング検査で疑わしい場合に時間や手間のかかる詳細検査を行うといった手順を踏むことで、評価の効率化ができるわけです。
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」の特徴は、
用紙一枚で子供のおおまかな正常発達を把握でき、なおかつ各項目の通過率も一望できる点です。
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」の意義
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」の意義はやはりそのシンプルさと通過率が明確に記されている点でしょう。
「~歳で~ができる」というのは正常発達を知る上で非常にわかりやすい目安です。
一方で、発達には個人差がありますから何をもって「~歳で~ができる」と判断するかは難しいものです。
そんなときに参考になるのが通過率です。
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」は通過率が75%以下と以上の月齢が検査用紙上でわかるので便利です。
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」の実際
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」は0歳~6歳まで、つまり幼児期を対象としています。
検査項目は言語や運動など複数の分野に分かれています。
いずれも実際に観察する項目もあれば問診で判断する項目もあります。
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」は頭文字をとり「JDDST」あるいは「日本版」を端折って「DDST」なんて表記されたりもします。
また、「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」は改定版もあるのでそちらは「JDDST-R」とされます。
まとめ
「日本版デンバー式発達スクリーニング検査」とは、子供の発達全体をおおまかにみるスクリーニング検査です。
改定版があり頭文字をとって「JDDST-R」とされます。
対象年齢は0~6歳です。
用紙一枚で子供のおおまかな正常発達を把握でき、なおかつ各項目の通過率も一望できる点が特徴です。
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