自分の名前が書けるのは何歳から?
子供が自分の名前を書けるようになるのは何歳頃なのでしょう?
子供の読み書きの成長は親にとって関心事の1つですね。
字や言葉はいろいろなものがあり、どれが馴染みがあるかはその子その子で異なります。
そんな子供の読み書き事情にて、よく目安として用いられるのが「自分の名前を書けるかどうか」。
個人差は当然ありますが、
自分の名前を書けるようになるのは5歳頃です。
以下、もう少し詳しく。
子供が自分の名前を書くということ
専門機関なので子供の発達をみる際にしばしば使われる津守式乳幼児精神発達質問紙によると、
平仮名で自分の名前を書くのはおよそ5歳頃とされています。
その他の文献おいても5歳前後で自分の名前を書けるという見解が散見します。
また、名前には「姓」と「名」がありますが、どちらかが書ければ「名前を書ける」と判断することも多いようです。
要するに、
「自分の名前を書けるか否か」というのは子供の発達の目安としてよく見られるポイントですが、それに比べて「姓だけか、名だけか、フルネームで書けるか」というのはそこまで重要視されていないということです。
まあ、フルネームで書けるに越したことはないでしょうが。
子供の読み書きの発達
2歳頃までというのはなぐり書きが目立ち、なかなかそれが他人から見てわかる何かにはなりにくいものです。
3歳頃になると人を書いたりといったそれらしい「お絵描き」ができるようになります。
その傾向は4歳になるとさらに上達していきます。
併行して3~4歳頃か文字に興味が出始め、
4~5歳頃にぽつりぽつりと文字が読め始めます。
そうやって、
5~6歳頃には文字を読んだり書いたりすることができてきます。
まとめ
以上よりまとめです。
子供が自分の名前を書けるようになるのは何歳頃なのでしょう?
子供の読み書きにおいて、
2歳頃までというのはなぐり書きが目立ち、
3歳頃になると人を書いたりといったそれらしい「お絵描き」ができるようになります。
併行して4~5歳頃にぽつりぽつりと文字が読め始め、
5~6歳頃には文字を読んだり書いたりすることができてきます。
このような読み書き発達の過程において、
馴染みのある文字である「自分の名前を書く」というのは文字の読み書きの最初のステップになります。
個人差は当然ありますが、
自分の名前を書けるようになるのは5歳頃です。
もちろん、子供の成長には個人差があるのであくまで目安ですが。
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