JoyToKeyによりコントローラーでパソコンのマウスカーソルを動かしたり、クリックしたりできるようにします。
家電量販店やアマゾンなどにはUSB接続ができるゲームコントローラーが安いものでは1000円未満で売ってあります。
※ゲームパッドや単にジョイスティックと呼ばれる場合もあります。
これらをパソコンのマウスの代わりとして使う方法を紹介します。
身体障害などによりマウスの操作ができない。でもコントローラーのボタンを押したりスティックを動かせる人には役立つ設定です。
【使うもの】
・USB接続ができるゲームコントローラー
・パソコン
・JoyToKey
【設定の内容】
まず、ゲームコントローラーを用意。
今回はごく簡単な配置のものを参考に行います。
このようにカーソルの移動とクリックを割り当てたいと思います。
※プレステのコントローラーのように、十字キーではなくスティックがついている場合は、それでカーソル操作をしてもいいかもしれません。
【クリックの設定】
まずはクリックを設定していきます。
JoyToKeyを起動し、Button1をダブルクリック。
Mouseタブより、「左ボタン」にチェックを入れて「OK」を。これでコントローラーのボタン1で左クリックができます。
同様にButton2をダブルクリックし、Mouseタブにて今度は「右ボタン」にチェックを入れると、コントローラーのボタン2で右クリックができます。
【カーソル移動の設定】
続いて、十字キーでカーソル移動をできるようにします。
メイン画面より、「Stick←」をダブルクリック。
※ご存じかもしれませんが、JoyToKeyにおいて、「Button1」とはコントローラーのボタン1を押したときの動作を設定できます。そして「Stick←」とはコントローラーの十字キーあるいはスティックを「←」つまり左に倒したときの動作を設定できます。
今回は「Stick←」、つまり十字キーを左に動かしたときカーソルを左に動かしたいので、
「Mouse」タブよりマウスカーソルの移動にて左側にバーを動かします。数値が高いほどスピードが速くなります。今回は例えば-20くらいします。
※バーは0を中心に左に動かすとマイナスの数値、右に動かすとプラスの数値になります。
これで「OK」を押します。
同様に、「Stick→」、「Stick↑」、「Stick↓」も設定します。各方向にバーを動かします。
これで設定完了です。コントローラーでマウス操作が(カーソル移動、左クリック、右クリック)できるようになりました。
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