JoyToKey で複数のキーを割り当てる
JoyToKey で複数のキーを1つのスイッチやコントローラーのボタンに割り当てます。
この場合の設定は「Keyboard」タブにて行います。
以下、詳しい手順などを。
そもそもなぜJoyToKey で複数のキーを割り当てるのか?
パソコンにはショートカットキーというものがあります。
例えば、キーボードの「Ctrlキー」を押しながら、「S」を押すと、ワードやエクセルなど開いているファイルを上書き保存できます。
このように、ショートカットキーを活用すると作業を効率化できます。
ショートカットキーは複数のキーを同時に押すことが前提になりますが、これを1つのスイッチやコントローラーのボタンに集約できるとさらに効率化が図れるわけです。
複数のキーを割り当てる設定方法
JoyToKeyを起動し任意のボタンをダブルクリック。
今回は「Button1」にしてみます。
「Keyboard」タブにて、「Disabled」となっている枠の一番上に「Ctrlキー」、その下の枠に「S」を押して入力します。
あとは「OK」を押して完了です。
JoyToKeyにも書いてありますが、キーは上から順に実行されるので、「Ctrlを押しながら・・・」のような場合はCtrlキーを上の枠に入力するようにしましょう。
まとめ
バージョンにもよりますが、JoyToKeyは4つのキーを1つのスイッチに割り当てることができます。
まあ、多くは2つのキーを割り当てることが多いでしょうが。
ショートカットキーの組み合わせ自体を知らないと、複数割り当ての設定は活かせません。
どんなキーを割り当ててどんな作業を効率化できるかはその人のアイディア次第といったところでしょうか。
また、先ほども書きましたが割り当てるキーの順番に注意しましょう。
例えば上書き保存のショートカットキーは「Ctrlキー」+「S」です。
「Ctrlキー」を押しながら、「S」なのです。
そのため「JoyToKey」の枠の一番上に「Ctrlキー」、その下の枠に「S」を押して入力します。
これを逆にしてしまうとややこしいことになります。
ショートカットキーのパターンや効率化したい作業の仕組みを知ることが、「JoyToKey」でキーをうまく複数割り当てるする上でのポイントになってきます。