JoyToKeyの「自動連射機能」とは?
JoyToKeyには自動連射機能があります。
自動連射機能とはボタンを押しっぱなしでボタン連打をできる機能です。
ボタン連打はゲームなどではよく使いますね。
しかし速い連打は難しいし手も疲れます。
それを自動でやってくれるのが自動連射機能です。
自動連射機能はゲーマーだけでなく障害者のIT支援においてもけっこう使えます。
「自動連射機能」の設定方法や使い方
では設定してみましょう。
JoyToKeyを起動し「Button1」をダブルクリック。
下の方の「自動連射機能」にチェックを入れます。
チェックを入れた後に数値を入力します。
一秒間に○○回なら、
例えば10にしたらボタンを一秒押しっぱなしにする間に10回連打されます。
○○秒間に一回なら、
例えば10にしたら10秒間ボタンを押しっぱなしにしても1回しか入力はカウントされません。
「自動連射機能」の意義
身体障害により動作のコントロールが難しいと、スイッチを押して離すまでに時間を要する場合があります。
例えばワードなどでの文章入力ではボタンを押しっぱなしにすると「ああああああああああああ」のようになります。
その人がスイッチを押して離すまでに10秒かかるなら、
自動連射機能で「10秒間に一回」と設定をすると誤作動が減ります。
ぜひJoyToKeyでスイッチを設定する際は、自動連射機能も合わせて設定してみてください。
まとめ
JoyToKeyにおける自動連射機能とはボタンを押しっぱなしでボタン連打をできる機能のことです。
設定画面にて「自動連射機能」にチェックを入れて任意の連打間隔を入力すれば使用できます。
通常はゲームでの連打操作の効率化に使われることが多いですが、
JoyToKeyは障害者のIT支援の現場でも使われることが多いソフトであり、その際は身体動作の不自由さを補うための役割をしてくれます。
このときの設定はちょっと発想の転換で、
わざと遅い連打を設定することで上肢機能が緩慢だったりコントロールが難しい方の操作の補助をすることが可能になります。
いずれにせよ、JoyToKeyは設定の幅が広く、使い手のアイディア次第なところがあります。
様々なアイディアで、その人にぴったりの設定を見つけたいものです。