障害者のIT支援や特別支援教育でしばしば登場するJoyToKey。
JoyToKeyはパソコンにつなげたスイッチに様々設定をすることができるソフトです。
補足記事:JoyToKeyとは?
JoyToKeyは様々な設定ができる応用がきくソフトです。
使い方はアイディア次第でどれだけ知っているか&思いつけるかが重要になってきます。
今日はJoyToKeyの設定例を考えます。
まずは王道。
JoyToKeyでスイッチに左クリックを割り当てる方法です。
左クリックを割り当てることで、クリックだけで遊べるゲームをスイッチで行うことができます。
障害者のIT支援でJoyToKeyを使う場合の一番オーソドックスな方法です。
もっと詳しく:JoyToKeyによりスイッチで左クリック
こちらも王道。
JoyToKeyでマウスカーソルを動かす方法。
つまりスイッチをマウスの代わりにする方法です。
ゲーム用のコントローラー、つまりジョイスティックがあると用途が広がります。
補足記事:ジョイスティックとは?
もっと詳しく:JoyToKeyでマウスカーソルを動かす
ショートカットキーとは特定のキーを組み合わせて押すことで、パソコン上で決まった動作を実行できる機能のことです。
補足記事:便利なショートカットキーの一覧
障害者のIT支援の現場では、ショートカットキーをスイッチに割り当てることが役に立つことがあります。
例えばパワーポイントのスライドで、
「数字 + Enter」を押すとその数字のスライドにとぶことができます。
パワーポイントで作った教材をスイッチで動かすときに便利です。
もっと詳しく:JoyToKey で複数のキーを割り当てる
YouTubeをスイッチで操作できると便利です。
YouTubeには様々な動画があって、その人の「好きなもの」を見つけるのに役立ちます。
例えばJoyToKeyでスイッチに左クリックを割り当てます。
YouTubeの再生リストの「次へ」ボタンにカーソルを合わせておけば、スイッチ一つで曲を変えながら聴くことができます。
あるいは、YouTubeはキーボードのKを押すと再生/停止ができます。
スイッチにキーボードのKを割り当てておけば、1スイッチで動画を再生できます。
JoyToKeyは設定を覚えておくと、いろいろな使い方ができて重宝します。
無料で使用もできるのでおすすめです。
障害児療育や特別支援学校でまだ導入していない方は、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
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