JoyToKeyによりマウスカーソルを移動
Joy To Keyによりスイッチやコントローラーでマウスカーソルを動かす方法についてです。
できマウスやJoy To Keyを障害者のIT支援で用いる際、キーボードのキーを割り当てることはできる一方で、スイッチにてマウスカーソルを動かす設定を知らない方が多いように感じます。
JoyToKeyによりマウスカーソルを移動させる設定方法は以前にも少し書きましたが、復習の意味もこめてまとめてみたいと思います。
関連記事:JoyToKeyにより、コントローラーでマウス操作
設定方法
Joy To Keyを起動し、「←」をダブルクリック。
この「←」は、コントローラーのスティックを左に倒したときの動作を設定できます。
「マウスカーソルの移動」にてバーを左に動かします。
これにより「←」、つまりスティックを左に倒したときにマウスカーソルが動きます。設定した数値が大きいほど、速度は速くなります。
以下、→、↓、↑と設定していきます。
補足設定
Button1でマウスカーソル移動
補足です。「Button1」にマウスカーソル移動の設定をするとボタンを押すことでマウスカーソルを動かせます。
例えば、
「Button1」左移動
「Button2」右移動
「Button3」上移動
「Button4」下移動
のようにすれば、4つのボタンでマウスカーソルを動かせます。
さらに「Button5」左クリックとすれば5つのボタンでマウス操作をボタンでできます。
上肢障害によりマウスやジョイスティックの操作が難しい方でもこれなら操作できるかもしれません。
スティックにキーを割り当てる
さらに補足です。
逆にスティックにキーボードのキーを割り当てることもできます。
「←」をダブルクリック。
「Keyboard」タブにてキーを割り当てれば、スティックを左に倒したときに任意のキーを押したときと同じ動作が得られます。
おわりに
JoyToKeyは非常に設定の幅が広いソフトです。
そのため
使い方を覚えるというよりは、
豊富な機能をどう使うかという発想のほうが大事なように思えます。