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子供にカフェインはどのくらい?
コーヒーなどに含まれるカフェイン。
カフェインは何歳くらいから摂取してもいいものなのでしょうか?
あくまで目安ですが、
カフェインの1日当たりの摂取量の目安は4~6歳の子で45mg程度です。
これは一般的なコーヒーの70ml分に相当します。
子供のカフェイン摂取についての解説
子供のカフェイン摂取量の目安
カフェインの身体への影響は個人差が大きく、国際的にはっきりとした摂取量の目安はないのが現状です。これは日本も同様です。
そのような現状において、強いてあげれば明確な基準を挙げているのがカナダです。
カナダのデータを参考にすると、
カフェインの1日当たりの推奨摂取量は
4~6歳は45mg
7~9歳は62.5mg
10~12歳は85mg
大人は400mg
となっています。
コーヒーで換算したカフェインの量
カフェインの摂取量の目安がわかっても、カフェインが何にどのくらい含まれているのか日常生活では実感しにくいものです。
そこでカフェインが含まれている食材として一般的なコーヒーを例に考えます。
コーヒーは淹れ方や豆の種類によってカフェイン量は異なります。
一般的にドリップコーヒーよりインスタントコーヒーの方がカフェインは多くなりがちです。
あくまで目安としては、
コーヒー100mlあたりのカフェインの量は60mgくらいです。
カップ1杯はおよそ200mlが一般的なので、
コーヒー一杯あたりおよそ120mgのカフェインが含まれることが予想できます。
子供に飲ませていいコーヒーの量の目安
以上から、具体的に1日当たり子供にどのくらいカフェインを摂取させていいか考えます。
4~6歳(幼稚園や保育園の時期)の場合はおよそコーヒー70ml、
7~9歳(小学校前半)の場合はコーヒー100ml弱、
10~12歳(小学校後半)の場合はコーヒー140ml程度
となります。
参考資料
『カフェインの過剰摂取について』(農林水産省)2018年2月16日検索
『食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~』(厚生労働省)2018年2月16日検索