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かくれんぼは何歳から?
子供がかくれんぼをできるのは何歳頃からなのでしょう?
かくれんぼを行う場所の広さは隠れる場所の多さで難易度は異なるでしょうが、おおよそルールを理解して、簡単なかくれんぼが成立するのは何歳頃からなのでしょう。
個人差はありますが、
かくれんぼができるのは4歳頃です。
かくれんぼの解説
かくれんぼができるために必要なこと
かくれんぼを行うためには、
- 隠れる側と見つける側の役割の理解
- 見つからないように隠れるという意図の理解
という2つの力が主に必要です。
隠れる側と見つける側の役割の理解
かくれんぼを行う場合、当然ながら探す側と探される側(鬼)を任意の交代できなければいけません。
かくれんぼにはこういった役割交代の概念が必要です。
相手と自分の立場を読み取りそれらを使って遊びを行います。
例えばままごとでお母さん役と子供役を演じたり、鬼ごっこで鬼を決めたり。
役割を交代できる認知能力は子供のコミュニケーションの発達において重要な指標の1つです。
大人から見ると当たり前のように感じる役割交代の概念ですが、これらは3~4歳頃の幼児期に徐々に獲得されていきます。
見つからないように隠れるという意図の理解
かくれんぼは相手に見つからないような場所に隠れないといけません。
どいうった場所が見つかりにくいのか、相手の視点に立った考えが必要です。
また、鬼に見つからないように息をひそめるハラハラとした気持ちや、逆に隠れた人を見つけることができて「やったー」という気持ち。
こういった感情が伴っていなければ、かくれんぼを楽しむことはできません。
かくれんぼはこういったハラハラやドキドキといった感情の広がりが大切になります。
かくれんぼができる年齢
子供の発達を見る検査に、
津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。
子供の発達を全体的に見ることができる問診形式の検査です。
また類似した検査にKIDS乳幼児発達スケールというものがあります。
これらを参考にすると、
かくれんぼができるのはおよそ4歳頃の発達と位置付けられています。
子供はおおむね3歳半ばあるいは後半頃から「相手にみつからないように隠れる」といった遊びができはじめます。
そして4歳頃には隠れる側・探す側それぞれの役割を理解してかくれんぼが成立していきます。