体の部分の名前がわかるのは何歳から?
子供が体の部分の名前がわかるのは何歳からでしょう?
目・鼻・口・手・足 などなど。
体の部分の名称がわかると、万が一体調を崩したときのやりとりがスムーズですね。
「お腹が痛いの?」と親が聞いても「お腹」という言葉がわからないとやりとりに一苦労。
保育園や幼稚園の集団生活ならなおさらでしょう。
個人差はありますが、
体の部分の名称は1歳半ばくらいからわかりはじめ、3歳頃になるとずいぶんレパートリーも増えています。
以下、もう少し詳しく。
子供の発達と身体部位の理解
子供の正常発達を知る目安として、医療現場で使われる検査に遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
上記によると、
「目」「耳」「口」など比較的簡単な体の部分の名称を4個程度わかるのは、1歳6カ月から1歳9カ月相当の発達であることがわかります。
さらに、2歳以降になると「髪」「歯」「へそ」などちょっと難しい体の部分の名前もわかりはじめることが示唆されています。
ちなみにここで言う「わかる」とは必ずしも言えなくてもかまいません。
「おくちどこ?」と大人が聞いて、子供が口を指さすようなかたちでOKです。
身体部位がわかるということ
「りんご」や「ねこ」など他の名詞と体の部分を示す名詞の大きな違いは、
体の部分の名前の多くが自分からは見えにくことではないでしょうか。
自分の目や耳、口は鏡を使わないと見えません。
こういった部分を指させるか。
人間は自分の体を無意識に把握して生活しています。
自分の体の大きさを感覚でわかるから壁や人にぶつからないように歩けます。
自分の手の長さがわかるから、机の物が手を伸ばせば届くか届かないかがやる前からわかります。
こういった自分の体に対する感覚をボディーイメージと言ったりします。
ボディーイメージは、日常に必要な動作やスポーツに関わってきます。
体の部位を言語化し、明確にイメージすることはボディーイメージの発達にも大切です。
まとめ
子供が体の部分の名前がわかるのは何歳からでしょう?
個人差はありますが、
体の部分の名称は1歳半ばくらいからわかりはじめ、3歳頃になるとずいぶんレパートリーも増えています。
自分の体に対する感覚をボディーイメージと言ったりします。
体の部位を言語化し、明確にイメージすることはボディーイメージの発達にも大切です。
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