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カルピスソーダはいつから?何歳から?
カルピスソーダを飲ませる場合は3歳以降、あるいは6歳以降が無難と考えられます。
カルピスソーダは糖分を含む清涼飲料水であり、嗜好品の類と言えます。
虫歯や肥満の予防などの観点から考えると、小さいうちは飲ませないで済むならそれに越したことはないでしょう。
また、カルピスソーダは乳・大豆の成分を含みますので、アレルギーがある子については医師の指示に従いましょう。
解説
カルピスソーダの対象年齢
アサヒ飲料のホームページによると、カルピスは対象年齢がQ&Aで取り上げられていますがカルピスソーダについては言及されていません。
カルピスについては離乳完了期(1歳~1歳半頃)から飲むことが可能の記載されています。
しかしながら、カルピスもカルピスソーダも糖分を含む清涼飲料水であるため、飲ませる必要がないなら遅らせるに越したことはないでしょう。
また、原液を薄めるタイプのカルピスと比べるとカルピスウォーターやカルピスソーダは添加物が追加されています。
市販のカルピスソーダは、単に原液のカルピスに水と炭酸を加えたものでないということになります。
カルピスソーダを飲むに無難な時期
炭酸については特に何歳からという目安はありません。
あのシュワシュワとした感覚が許容できる人は飲めばいいしできなければ飲まなくていいといったところです。
このためカルピスソーダを飲む時期について考えさせられるのはやはり糖分でしょう。
人の歯は生え始めの時期が一番虫歯になりやすいと考えられています。
そして歯は生えた後に数年かけて表面のエナメル質を作っていきます。
つまり歯が生えてすぐはまだ完全な状態ではないのです。
このように考えると歯がしっかり生えるまでは甘い物は控えたいところです。
しかし永久歯まで考えればその期間は長く、小学校高学年になってもジュースもお菓子も食べないというのは現実的ではないでしょう。
落としどころとしては、
できればカルピスソーダなどの清涼飲料水は飲む時期を遅らせることに越したことはありません。
可能であれば乳歯が生える3歳以降、あるいはそのエナメル質が形成される6歳以降くらいまでは控えておくと無難かもしれません。
子供が虫歯になりやすい時期
甘いものは何歳くらいからあげていいのか?
炭酸はいつから飲ませていいのか?
参考資料
『「カルピス®」はいくつの子供から飲めますか?』(アサヒ飲料)2022年10月15日閲覧
『アレルギー・原料・栄養成分一覧』(アサヒ飲料)2022年10月15日閲覧
『授乳・離乳の支援ガイド(2019)』(厚生労働省)2020年2月25日検索
『歯・口の健康づくりの理論と基礎知識』(文部科学省)2018年8月7日検索
『歯の健康』(厚生労働省)2018年1月6日検索