算数の対象年齢考察

子供が数を数えることができるのは何歳から?

公開日:2019年2月9日


 
 

数を数えることができるのは何歳から?

目の前にクッキーが3個あり、
これを「1、2、3」と数え、
「3こ」と言える。

子供が数を数えることができるのは何歳くらいでしょう?

数の大きさにもよりますが、
3歳後半ないし
4歳前後くらいには
「3」までの数を数えることができます。

その後、数の概念が成長していき、
「1個と1個で合わせて何個?」といった
簡単な足し算は5歳半ば頃からできはじめます。

以下、もう少し詳しく。
 
 
 

幼児期の数の概念の発達

子供の発達をみる検査である遠城寺式乳幼児分析的発達検査によると、

「3」までの数の概念がわかるのは3歳4カ月から3歳8カ月相当、

「5」までの数の概念がわかるのは4歳0カ月から4歳4カ月相当とされています。

さらに、類似した検査であるKIDS乳幼児発達スケールによると、

5以下の足し算ができはじめるのは5歳6カ月頃とされています。

 
 
 

子供への数の教え方

数の概念とは大きく3つの概念から成り立ちます。

  • 順番に数える能力
    (「1、3、2」と飛ばしたり入れ換わったりしない)
  • 1対1対応で数える能力
    (1個の物に1個の数字を言える。「『1,2』『3』『4』」のように物と声がずれない)
  • 最後に言った数が総和であるとわかる能力
    (「1,2,3」と言えば、「3」が最後だからこれらは合計3個)


子供の数概念の発達を促す場合、これらをバランスよく教えてあげます。

ありがちなのが、
子供が口で10まで言えるから、10個までの物を自由に数えられると誤解するケース。

これはあくまで「順番に数える能力」が備わっているだけで、「1対1対応で数える能力」や「最後に言った数が総和であるとわかる能力」が備わっているとは限りません。
 
 
 

まとめ

子供が数を数えることができるのは何歳くらいでしょう?

あくまで目安ですが、
数はおおむね4歳前後くらいから数えることができてきます。

数を数えるには、
「順番に数える能力」
「1対1対応で数える能力」
「最後に言った数が総和であるとわかる能力」

がバランスよく必要です。

 
 
 

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参考資料

数の勉強には、ベタですがおはじきなど数えられる物を使うといいです。

逆に言うと、普段使っていたり昔からある何気ないもので充分。

変に特別な教材は必要ありません。

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