非認知能力のレクリエーション

木こりとリスとは?|子供の非認知能力を促すレクリエーション

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木こりとリスとは?

 「木こりとリス」とは、鬼ごっこあるいは椅子取りゲームの応用的な遊びの1つです。

 「樵とりす」「木とリス」「木の中のリス」など名称は微妙に異なる場合もありますが、いずれも同じ内容のレクリエーションを指します。

 2人で作った輪の中に人が入り、木の中に入ったリスに見立ててゲームを行います。

 
 
 

解説

ルール

  • 3人組で、2人が両手をつなぎ輪を作り「木」、残りの人がその中に入り「リス」となります。
  • 鬼役の人が「木こりが来たぞー」と言ったら「木」の役の人はバラバラになり、別のリスを囲みます(このときリスは動きません)。
  • 鬼が「オオカミが来たぞー」と言ったら「リス」の役の人はバラバラになり、別の木に入ります(このとき木は動きません)。
  • 鬼が「嵐が来たぞー」と言ったら「リス」も「木」もバラバラになり、新たな3人組を作ります。
  • 上記のいずれかで1人余った人が次の鬼となります。

 木こりとリスは上記のようなルールであるため、最初に1人鬼を決めます。
 また3人組を作り1人余るような人数(7人や10人」で行います。
 3人組+鬼1人にならない参加人数(6人や9人、11人など)の場合は工夫が必要でしょう。

 かけ声は順番・回数が決まっているパターンとランダムなパターンがあります。

 順番・回数が決まっているパターンの場合、「木こりが来たぞー」を2回、そのあと「オオカミが来たぞー」を2回、そのあと「嵐が来たぞー」を2回するなど流れが決めてから行います。

 ランダムなパターンはかけ声を鬼がランダムに言います。

 
 

コツ・ポイント

 「木こりとリス」はかけ声をランダムに行うのであれば、鬼が「木こりが来たぞー」「オオカミが来たぞー」「嵐が来たぞー」を状況を見てバランスよく言う必要があります。

 「木こり」ばかり、「オオカミ」ばかりでは動かない人が出てきておもしろくないからです。

 
 

意義

 「木こりとリス」はかけ声に応じて自分が動かないといけないパターンと動いてはいけないパターンがあります。
 この頭の切り替えが必要な点も木こりとリスのおもしろいところです。

 自分が動く人に該当するかさっと判断して、速やかに他の人とグループを組む。
 判断力やコミュニケーション能力を刺激する遊びと言えるでしょう。

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