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記憶の分類の仕方
記憶の分類の仕方は学問によって複数あります。
概略としては以下のようになります。
- 心理学的分類
長期記憶
短期記憶
感覚記憶 - 臨床神経学的分類
遠隔記憶
近時記憶
即時記憶 - 記憶の内容による分類
陳述記憶(エピソード記憶、意味記憶)
非陳述記憶(手続き記憶、プライミング)
解説
記憶の分類をする上での根拠
記憶の分類方法は学問によって異なり、これらは相互排他的ではありません。
つまり異なる名称でもその特徴は一部重複する場合があるということです。
例えば「長期記憶」とは心理学的な分類であり、「遠隔記憶」とは臨床神経学な分類です。
そもそも学問が異なるため「長期記憶=遠隔記憶」とはできないものの、どちらも長い期間覚えている記憶(思い出など)を指します。
このように、記憶を分類した際の名称は非常に多いですが、学問が異なるので単純に並べることはできません。
記憶を分類して考える際はどういった学問をベースに考えるのかが重要になるでしょう。
学問ごとの分類の特徴
- 心理学的分類
- 臨床神経学的分類
- 記憶の内容による分類
冒頭で述べた通り、記憶の分類を学問ごとに見ると大きくは3つに分けることができます。
また、記憶の分類の仕方において、心理学的分類と臨床神経学的分類はどちらも「記憶の保持時間」に着目しています。
このため、記憶の分類の仕方は、着眼点を記憶の「保持時間」にするか「内容」にするかで大きく異なると言えるでしょう。
記憶の分類
心理学的な分類
長期記憶
短期記憶
感覚記憶
臨床神経学による分類
遠隔記憶
近時記憶
即時記憶
記憶内容による分類
陳述記憶(エピソード記憶、意味記憶)
非陳述記憶(手続き記憶、その他)
参考資料
『実行機能の初期発達,脳内機構およびその支援』(心理学評論刊行会)2021年11月6日検索
『ワーキングメモリトレーニングと流動性知能』(日本心理学会)2022年8月6日検索
『記憶とその障害』(一般社団法人 日本高次脳機能障害学会)2022年8月15日閲覧




