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切り替えが苦手な子の帰宅後の習慣
切り替えが苦手な子の放課後・帰宅後の家での過ごし方について考えていきます。
切り替えが苦手な子は、逆に言えば一度形成された習慣を変えにくいということでもあります。
これを踏まえ、切り替えが苦手な子にはどのような点を配慮・工夫すればルーティンを作れるでしょうか。
主には以下の2点に気をつけます。
- 現在の習慣の延長線上に「望ましい習慣」を混ぜていく。
- 「好ましくない行動」が習慣化しないように一貫した対応を取る。
以下、具体的に見ていきます。
解説
日常の多忙さ
学校ではそれなりに過ごせても、家に帰るとダラダラ過ごし生活習慣が乱れがちなのは子育てあるあるかもしれません。
学童や放課後等デイサービスを利用する子であれば、とりあえず夕方まではそれなりに過ごし宿題も済ませているかもしれません。
しかしながら、学童を利用していない場合や、利用していても夜の過ごし方に課題を感じる親も少なくないでしょう。
家だと勉強をしない。動画視聴やゲームばかりしているなど、良い生活リズムがなかなか定着しない。
親としては多忙な日常の中で、子供の日々のルーティンをどのように獲得するか。
この点についてはおおむね「応用行動分析」の考えが役に立ちます。
応用行動分析は人の行動を「増やす」「減らす」にはどうすればいいかを考える心理学です。
これ自体について掘り下げると煩雑になりますので、以下でルーティンを改善する点に絞って考えていきます。
現在の習慣の延長線上に「望ましい習慣」を混ぜていく
基本的に、切り替えが難しい子は急に新たな習慣を取り入れることは難しいでしょう。
それに対する戸惑いや拒否感も大きいことが予想できます。
このため、すでにある習慣に抱き合わせる形で新しい習慣を織り交ぜ、徐々に全体の軌道修正をしていきます。
電車のレールを直角に敷くのではなく、緩やかなカーブで進行方向を変えていくイメージです。
例えば、子供がYouTubeばかり見ているとします。
1日に2時間見ていてなんとか時間を減らしたい。
この場合、当然ながらいきなり0時間にするのは簡単ではありません。
まずは「2時間以上にならない」ようにルールを徹底します。今までは「決めていなかった」視聴時間を、「決める」ようにします。
そして段階的に(子供にも説明しながら)1時間50分、1時間40分と少しずつ短くしていきます。
「好ましくない行動」が習慣化しないように一貫した対応を取る
切り替えが難しいということは、一度ついてしまった習慣を取り去ることがが難しいということも意味しています。
子供のルーティンを作る場合は、同じくらい「好ましくないルーティン」ができてしまわないよう、最善の注意を払いましょう。
動画を見ないからといって、そのぶんゲームの時間が増えてしまっては意味がありません。
そのぶんの時間は「宿題をする」「親子で遊ぶ」など手持無沙汰にならないように1日のルーティンの叩き台をまずは親が考えてあげましょう。たたきだい
資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧



