子供は年間に何回くらい病院に行く?
一般的には子供は年間に何回くらい体調を崩すでしょう?
健康状態はお子さんお体質や家庭環境で異なるでしょうが、
0〜18歳までの間は年間に10回程度の病院受診が平均のようです。
これは病院を受診した場合の集計なので、家庭内で常備薬などを使って風邪を治した場合はその限りではありません。
個人差は当然ありますが、
親御さんは子供一人あたり年間に10回前後は病院に通うことが可能性としてはありそうですね。
年齢別・男女別の外来受診
一橋大学による、健康保険組合のデータと被保険者へのアンケートを使った研究論文によると、先述の通り子供の外来受診回数は年間平均10回前後だそうです。
内訳としては、
子供の病院受診頻度は4歳前後が最も多く、年間に20回ほどになります。
さらに、
どの年齢においても女の子より男の子のほうが病院受診回数は多い傾向にあります。
子供の病院受診の実際
近年は共働き世帯も多く、1歳前後から保育園や託児に子供を預ける家庭も少なくありません。
しかしながら、幼い頃は家で子供を見る家庭も少なからず存在します。
また、子供が小さい頃は規模が小さい託児に預け、ある程度の年齢になったら規模がしっかりした保育園や幼稚園に転園させる家庭もあるでしょう。
いずれにせよ、
4歳前後は子供にとって本格的な集団生活が始まる時期であり、インフルエンザなどの感染症をもらう機会も増えてくる時期です。
子供の病院受診の傾向を見てみると、
先述の通り4歳前後が最も多く、全体としても就学前(6〜7歳)が病院に行く機会が多い時期と言えます。
大雑把には、
就学前の保育園や幼稚園の時期は病院の平均受診回数は20回弱。
就学後は10回弱と幼児期から学童期になるにしたがい回数は減っていくようです。
おわりに
労働基準法的には、ある程度の勤務年数を経ると有給休暇は年間20日付与されます。
子供が幼児期の場合は親の有給休暇を子供の体調不良で全部使い切ってしまう可能性も十分ありそうですね。
参考資料
『子どもの受診行動の決定要因分析』(一橋大学機関リポジトリ)2020年1月30日検索