育児・教育コラム

子供ができて、部屋が散らかる人の特徴

公開日:2018年2月4日

独身の頃や、夫婦生活の頃は片付いていて家がとってもおしゃれ。
けれど子供が生まれた途端に物が溢れて収拾がつかなくなる人がいます。

子育てで部屋が散らかる人とそうでない人の違いはなんでしょう?
 
 
 

お祝いで物が溢れる

 
子供が生まれると、友人や親戚、自分の親からたくさんのお祝いをもらいます。
自分で充分に準備したつもりが、お祝いの品でもらって結果として溢れてしまう。
洋服関係は特にそうですね。

オムツも肌着も洋服もおもちゃも、どうせお祝いでもらうことになるのです。
自分で買うときは、ちょっと足りないくらいがちょうどいい。

たぶん必要十分に子供の洋服を買っていたら、お祝いでもらうぶんもプラスされて着ることのないまま役割を終える洋服がでてきます。
 
 
 

おじいちゃんおばあちゃんがたくさん買ってくれる

 
孫はかわいいものです。
自分が良い品と思う物を買ってあげたくなります。
けれど祖父母が思う良い品と親が思う良い品は必ずしも一緒ではありません。

親からしたら、「それは使わないなあ」「それは着ないのになあ」なんて物も多い。
けれど気を遣ってもらい続けると、自分達の本意じゃない物で家があっという間に埋まります。

気持ちには感謝しつつ、いらない物や使わない物ははっきりNOを言う。

家族の状況によってはそれで一時的に気まずくなるかもしれない。
けれど自分の方針をはっきり伝えることの方が、長期的にはいい関係につながるものです。
 
 
 

親自身が、買い与えてしまう

 
「子供はお金がかかる」、よく言われますね。
けれど実際は親がお金をかけてしまうのかもしれません。

こういう洋服を着せたい。
こういう本を読んでほしい。
こういう習い事をさせたい。
そうやって、ついついいろんな物を買い込んでしまう。

子育てをしていると、ついつい子供がかわいい。
子供が欲しい物じゃなくて、親が子供に欲しがって欲しい物を買ってしまうときがあります。
 
 
 

100円ショップに気をつける

 
100円ショップって安いですね。
安いから、子供がねだるとついついおもちゃの1個くらいってなってしまう。

けれど、塵も積もれば山となる。
物もお金も、ちょっとが積み重なるとけっこうな量です。
 
 
 

おもちゃがないと遊べないわけじゃない

 
おもちゃがないと子供は遊べないわけではありません。

鉛筆があればお絵描きをするし、紙があれば紙ヒコーキを作る。
何もなければお遊戯ごっこ。積み木を車に見立てたり、家にある使わない食器でままごと。

子供の想像力は豊かです。

おもちゃを買い足さなくても、子供は遊べるもので、大切なのは親が子供と遊ぶ時間を設けることができるかどうか。
 
 
 

基準を共有する

 
この前はおもちゃを買ってくれたのに、今日はダメ。
親ははっきりしているつもりでも、子供は「この前はOK、今日はダメ」のその基準が意外と伝わっていないもの。

基準を共有すると物がすっきりします。

・おもちゃは箱に収まるだけ。新しい物が欲しいときは持っている物をそのぶん手放す。
・おもちゃを買うのは誕生日とクリスマス、それと保育園の発表会をがんばったとき。
などなど。基準を共有すると親も子供も楽です。
 
 
 

おわりに

 
子供が生まれた途端、部屋が散らかる人の特徴は

・周囲のお祝いを差し引いて買い物ができない。
・おじいちゃんおばあちゃんの「買い与え」を断れない。
・子供自身が欲しくはないのに、親自身が買い与えてしまう。
・子供と何かをするとき、形から(物を買うこと)から入る
・いつどんなときにどの程度買うのか親も決めていないし子供とルールを共有できていない

などがあります。このように考えると
独身の頃に部屋が散らかる人は単にズボラな人ですが、
以前は整理整頓され子供が生まれた途端に部屋が散らかる人はむしろ真面目で子供を溺愛する人が多そうです。
 
 
 
 
 
 
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