子供の医療費はどのくらいかかる?
子供の医療費は実際の手出しはいくらくらいを覚悟しておいたほうがいいのでしょう?
子供の医療費は健康保険や乳幼児医療証などにより自己負担額はかなり抑えられます。
しかし子供が小さいうちは何かと体調を崩しやすいですし、実際年間どのくらい医療費がかかるのか気になるものです。
体調は子供によって千差万別なのであくまで平均ですが、
医療費の自己負担額は子供(0〜18歳)一人あたり、年間に2万円前後が平均のようです。
子供の医療費の傾向
一橋大学による、健康保険組合のデータと被保険者へのアンケートを使った研究論文によると、
子供の医療費の自己負担額は平均2万円前後。
4〜5歳頃がピークでありこの頃は3万円強となります。
反対に中高生になってくると1万5千円前後にまで下がってきます。
子供の医療費についての男女差は、年齢によってまちまちです。
しかしながら全体としては男の子のほうが自己負担が多い(医療サービスを利用する機会が多い)傾向はあるようです。
子供の医療費関連の出費の実際
このように、子供の医療費ついてはやはり保険や公的補助によりかなり自己負担額が抑えられていることがわかります。
やはり子供が体調を崩したときの大変さは、金銭面よりもやはり労力面でしょう。
子供が小さいうちは、子供が体調を崩した時は仕事を休んで病院に連れて行ってあげないといけません。
また、もしも入院となると、子供が小さいうちは親も一緒に泊まり込む必要があります。
子供が入院したときの、数日間の連続した休みは共働き家庭だと頭を悩ませるものです。
おわりに
金銭的な心配が比較的少なくてすむ日本の医療制度は素晴らしいですね。
その一方で、子供を育てるということはやはり大変なものです。
小さいうちは体調を崩しやすいですし、保育園や幼稚園、小学校など集団生活をしていればなおさらでしょう。
共働きも多い昨今、子供の医療的ケアは金銭的負担より時間的負担が親には大きくのしかかるのかもしれません。
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参考資料
『子供の健康資本と親の時間配分行動』(国立社会保障・人口問題研究所) 2020年1月29日検索
『子どもの受診行動の決定要因分析』(一橋大学機関リポジトリ)2020年1月30日検索
『参照タイトル』(サイトタイトルなど、J-STAGE、厚生労働省)○年○月○日検索