小さい頃は学年など年齢で所属を分けられることが多いものです。
自分の子供が今はどの学年なのか。区分なのか。
なんとなくわかるけどあいまいな部分があることも多いです。
【年齢の見方】
前提として年齢の見方がわからないと区分はわかりません。
基本的に子供の年齢区分は年度で区切ります。
ひとつの年度は4月2日~翌年の4月1日。この区切りで同じ年に生まれた子が同じ学年になります。
例えば平成29年4月2日生まれの子は平成30年4月1日までに生まれた子と同じ学年になります。
ですので、以下のようになります。
平成28年4月2日生まれから
平成29年4月1日生まれ
→同じ学年
平成29年4月2日生まれから
平成30年4月1日生まれ
→同じ学年
【なぜ4月2日から?】
「年度で区切る」と言われると4月1日から翌年3月31日までを想像する方が多いかもしれません。
しかし実際は先述した通り4月2日~翌年の4月1日で区切ります。
理由は民法上の年をとるタイミングが関係しています。
法律的に年を重ねるタイミングは日付が変わる瞬間です。
つまり4月1日生まれの人が年をとるタイミングは、3月31日の深夜12時です。
これは3月31日に年をとると捉えることもできます。
よって区切りは4月2日~翌年の4月1日になっているのです。
【年少さんは何歳?】
年齢の区分は「今、何歳」なのかではなく「今年度、何歳になるか」で考えます。
上記を踏まえた上で、お子さんの年齢区分は以下のようになります。
年少:4歳
年中:5歳
年長:6歳
小学校1年生:7歳
小学校2年生:8歳
小学校3年生:9歳
小学校4年生:10歳
小学校5年生:11歳
小学校6年生:12歳
中学校1年生:13歳
中学校2年生:14歳
中学校3年生:15歳
高校1年生:16歳
高校2年生:17歳
高校3年生:18歳
【未満児とは?】
地方自治体により微妙に異なりますが、一般に年少さん未満のお子さんを未満児と区分します。
先述した通り、学年は「今年度、何歳になるか」で考えます。
よって年少さんは「4歳になる年」です。
これは3歳台のお子さんと解釈できます。
つまり未満児とは0歳台~2歳台のお子さんということです。
【就学児とは?】
就学とは教育を受けること。
つまり小学校に入ることを指します。
つまり就学児とは小学校入学以降を指します。
これに対し、小学校入学以前を未就学児と言います。
【まとめ】
以下、その他の用語も追加してまとめてみましょう。
新生児と未満児のように期間が重なる名称もあります。
<未就学児>
新生児:生後4週間まで
乳児:0歳~1歳未満
未満児:0歳~3歳未満(2歳台)
幼児:1歳~就学前
年少:4歳になる年(3歳台)
年中:5歳になる年(4歳台)
年長:6歳になる年(5歳台)
<就学児>
小学校1年生:7歳
小学校2年生:8歳
小学校3年生:9歳
小学校4年生:10歳
小学校5年生:11歳
小学校6年生:12歳
中学校1年生:13歳
中学校2年生:14歳
中学校3年生:15歳
高校1年生:16歳
高校2年生:17歳
高校3年生:18歳
※学童期:小学校の6年間
※児童期:18歳未満