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子供と接する時間は1日何時間?
子供と接する時間は1日あたり、普通どのくらいなのでしょうか?
子供と接する時間が大切なのはわかっていても、仕事や家事など他に時間を割かないといけないことも多いですよね。
育児をしていると、自分がちゃんと子供と向き合えているか、愛せているか、悩んでしまうときもあるものです。
子供と接する時間は家庭環境により様々でしょうが、
子供と接する時間は3〜7時間ほどが相場のようです。
以下、もう少し詳しく。
母親・父親の子供と接する時間
少し古いですが、平成16年~18年前後に調査された文部科学省の「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集」にいろいろと参考になるデータが載っています。
同調査によると、1日平均
父親が3.1時間。母親が7.6時間。
となっています。
ちなみに外国と比較すると、
日本:父3.1時間、母7.6時間
アメリカ:父4.6時間、母7.1時間
スウェーデン:父4.6時間、母5.8時間
韓国:父2.8時間、母7.1時間
となっています。
日本がダントツに低いというわけでもありませんが、父親の子供と接する時間が短い傾向にあるようです。
以下、家族の時間の使い方をもう少し別の角度でもみてみましょう。
家族の時間の使い方
家族揃って夕飯を食べる頻度
例えば1週間のうち、家族そろって食事をする回数はどのくらいなのでしょう。
夕食を毎日家族そろって食べているのは約25%のようです。
また、
家族揃って夕飯を食べる頻度で最も多いのは2~3日で、全体の約36%の家庭でした。
1日の子供との会話時間
子供と日々どのくらい会話をしているのでしょう。
父親の場合は0~4時間という回答が最も多く約31%。
1日あたり30分未満。
母親の場合は20~29時間が最も多く約16%。
1日あたり4時間くらいだそうです。
親の帰宅時間
親の帰宅時間についてです。
母親の場合は「6時前」が最も多く、父親の場合は「8時前」が最も多いです。
ちなみに父親が「8時前」に帰ってくる家庭は全体の17.6%に対し、
「0時前」が8%、「0時後」が3%あるそうです。
子供との過ごし方
子供と一緒にいるとき、具体的に何をして過ごしているのか。
ベスト5は、
1位:買い物に行く
2位:テレビを見る
3位:外食する
4位:勉強を見てあげる
5位:室内で遊ぶ(ゲームやごっこ遊び)
でした。
おわりに
以上のように、父親のほうが仕事の時間が長く、子供を接する時間が短いのが現状。
母親と父親では子供と接する時間に4時間ほどの差があるようです。
一方、両親が子供とどのように過ごしているかと言えば、買い物や外食などの外出が多いようです。
家の中での過ごし方ではテレビが最も多い。
みなさんのご家庭はいかがでしょうか?
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参考資料
『子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集』(文部科学省)2018年1月6日検索