子供の誕生日は家族にとって大きなイベントの一つ。
子供と一緒に誕生日を迎えることは、親にとっても大きな喜びでしょう。
はじめは何をお祝いされているのかわからない赤ちゃんが、次第に誕生日というものを理解していきます。
誕生日に喜びを覚えると、今度は誕生日を楽しみにし、待ちこがれます。
つまり未来のことを想像して期待できるようになるのです。
誕生日を楽しみにできることも子供の成長の大切な指標です。
【誕生日がわかるのは何歳?】
「私(僕)の誕生日は○月○日!」
自分の誕生日がわかるのは何歳頃でしょうか?
個人差はありますが、おおむね5歳~6歳で自分の誕生日が言えるようになります。
5歳、6歳という時期は時間や日付といった概念がわかりはじめる時期です。
【誕生日がわかる背景】
5歳や6歳。つまり保育園や幼稚園の年中・年長さんにあたる時期。
文字の読み書きが始まる時期でもあります。
補足記事:子供が読み書きできるのは何歳? 子供が読み書きできるようになるために必要なこと
文字の読み書きと並行し、数字の読み書きもはじまります。
数字を読める・書けることと、数字を足したり引いたり数えたりする能力は別の能力ですが、
読み書きする力も計算する力も5歳頃から並行して身につきはじめます。
この数字を読み書きできる力。
足したり引いたり数えたりといった計算する力。
2つの力が身につく過程の中で、日付や時間にも興味が芽生え始めます。
5歳や6歳になると自分の誕生日が何月何日か覚えている子がでてきます。
曜日に興味を示すようになります。
マンションに住んでいる子供は自分の家の番号を覚えるかもしれません。
お父さんお母さんが何歳なのか聞いてくるかもしれません。
身の回りの数字や日付に興味と理解が出てきます。
ちなみにアナログ時計の針が読めるようになるのはもう少し先です。
時計の針は短針と長針で読み方が違うので5歳・6歳の子供にはまだ少し難しいです。
時計の針は6歳ないし7歳つまり年長さんから小学校1年生頃が読める時期に相当します。