子供が子供に注意するのは何歳から?
例えば子供が公園の花を勝手に取ろうとしていて、それを別の子供が「ダメだよ」と注意する。
こういった子供同士で禁止行為を注意する様子は何歳頃から見られるのでしょうか。
個人差はあるのであくまで目安ですが、
子供が子供を注意する様子は5歳頃から見られると考えられます。
解説
子供が子供を注意できる時期
子供の発達を見る検査に、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。
子供の発達を全体的に見ることができる問診形式の検査です。
上記によると、子供が禁止行為をやったときに他の子供がそれを注意する様子は5歳頃の社会性の発達と位置付けられています。
また、類似した検査であるKIDS乳幼児発達スケールにおいても、禁止行為について同様の見解が見られます。
このように、子供同士での禁止行為に対する自浄作用は、5歳頃から見れると考えられます。
子供同士のコミュニケーションの発達
5歳頃は保育園や幼稚園の年中さんの時期の相当します。
年中さん時期は、子供同士のコミュニケーションが活発になってくる時期でもあります。
幼児期のコミュニケーションの発達は、対大人と対子供のそれぞれの側面を見てあげることが大切です。
そして5歳頃は対子供とのコミュニケーションにおいても興味深い発達が見られる時期です。
子供が子供を注意する行為もその1つと言えるでしょう。
子供を注意しすぎる子供
子供の中には、「子供を注意しすぎる子供」もいるかもしれません。
なんでもかんでも「ダメ」と注意したがる子供です。
子供を注意するのは子供のコミュニケーション面の成長ですが、逆に注意しすぎるのはコミュニケーション面が未熟であることの表れとも言えます。
自分の中の「正しさ」が先行して、注意をし過ぎれば場が成り立たないという場面の読み取りが難しい。
こういった一方的なコミュニケーションを軌道修正していくのも、子育てにおいて大事な要素と言えます。
なんでもかんでも注意しない。
どういったことは注意して、どういったことは見守るのか。
そういったことを親子で丁寧に話す機会は重要です。
コミュニケーションは(場の空気など)言葉にならないものを察する力が必要ですが、そのためには時として大人が言語化して教えてあげることも必要でしょう。

