公的機関の医療情報を参考に、子供の病気や怪我について家庭でできることや対応方法をまとめます。
子供の喘鳴がひどいとき
家で様子を見る場合
喘鳴があってもスヤスヤと眠れている場合は、
ひとまず家で様子を見ながら、必要があれば病院の診察時間に合わせて診察を受けましょう。
すぐに病院に行ったほうがいい場合
以下のような場合は
すぐに病院に連れて行ったり電話相談をしたりして専門家の判断を仰ぎましょう。
- 喘鳴が強い
- 喘鳴がひどく、横になっても眠れない
- 乳児であり、呼吸が苦しそうで発熱も伴うとき
症状の見方やポイント
呼吸に伴ってゼーゼー・ヒューヒューという音が聞こえることを喘鳴と言います。
喘鳴は分泌物や痰が溜まり気道が狭くなっているときに聞こえます。
家での対応方法
喘鳴があるときは呼吸が苦しいので、適切な喚起を行います。
ただし室内を適度に加湿し乾燥は避けましょう。
加湿器などがない場合は洗濯物を干したりなどして代用します。
また室温の急激な変化は避けましょう。
水分補給を行い、痰を出しやすくします。
水分は少量頻回でこまめに行います。
痰を出しやすくするために、背中をさすったり軽くトントンと叩いてあげることも有意義でしょう。
検温を行いながら発熱の経過、発汗の様子や食欲の変化なども含めて様子を見てあげましょう。
また睡眠時のいびきの有無も呼吸状態を知る手掛かりになります。
おわりに
喘鳴が見られる場合は喘鳴の程度に加えて睡眠の様子もポイントになります。
喘鳴があってもスヤスヤと眠れている場合は様子を見ます。
明らかに睡眠の妨げになっているようなときは病院を受診しましょう。
補足記事
参考資料
『もしものときの救急車の利用法』(政府広報オンライン)2020年7月9日検索
『子供の救急対応マニュアル』(医療ネットみえ)2020年7月9日検索
『子供の急病対応』(広域災害救急医療情報システム)2020年7月9日検索