子育て世代が「優遇」されるのではなく「損をしない」社会が良いのではないか
タイトル通りではありますが、子育て世代が「優遇」されるのではなく「損をしない」社会を目指すことが大切なのではないかと思います。
(子育て世帯が損をすることが望ましくないのは言わずもがな)
世の中には子育て世帯もいれば子育てをしていない世帯もいます。
幼児の子育てをしている人もいれば、子供が巣立った世帯もあります。
子供を産んだ人もいれば、子供を産まない人もいます。
結婚をする人もいれば結婚をしない人もいます。
世の中には様々な人達がいて、それぞれ大なり小なり苦労を抱えています。
子育てがしやすい社会というのは健全な社会の在り方の1つだと思います。
一方で、結婚することや子供を育てることをしないと、自分の居場所を感じられないような社会もそれはそれで息苦しいと思います。
生きづらさを支えてくれる社会
「子供を産んだら得をする」と
「子供を産んでも損をしない」は、
似ているようで違うのかなと思います。
子供を産むことや育てることに、負担を感じない経済支援や社会支援は大切だと思います。
一方で子供を産むことや育てることを優遇しすぎて、相対的にに子供を埋めなかったり育てなかったりする人が損を感じる社会では、人々に虚しさが残ると思います。
人にはそれぞれの「生きづらさ」があって、その生きづらさをある程度支えてくれる社会が望ましいと思います。
そして生きづらさを支えるとは、選択肢があるということでもあると思います。
子供を産んだら育てることができる。
子供を育てたら教育を受けさせてあげられる。
そういう選択肢があることだと思います。
一方で、結婚をしないとか子供を産まないといったことも選択肢だと思います。
そういう選択をした人が、
肩身の狭い思いをしない。
社会の蚊帳の外にならない。
ということも社会には大切だと思います。
「優遇」と「損をしない」の違い
損をしないということは、その人が抱える生きづらさのようなものを支えることだと思います。
そしてそれは子育て世代に限ったことではないと思います。
それぞれの世代、それぞれの人、それぞれの立場で生きづらさや負担があると思います。
こういったものを解消するために社会資源はあるべきではないでしょうか。
ではそういった財源はどこから持ってくるのだという話になるのですが、
生きづらさせはなく、「得をする」ために使われている部分から持ってきたらいいと個人的には思うのですが……