構音の解説 言語検査

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構音障害の評価方法・検査一覧|子供の言葉の発達と訓練

公開日:2023年6月13日


 
 

構音障害の評価方法

 構音障害の評価は、日本聴能力言語士協会・日本音声言語医学会が作成した「構音検査法」が一般的ですが、他の検査を適宜組み合わせることでより詳細な評価が行えるでしょう。

 以下、構音障害の評価方法について構音検査法も含め挙げていきます。

 
 
 

構音障害の評価・検査一覧

構音検査法

 
 

被刺激性検査

 構音検査法と重複しますが、聴覚刺激による音声模倣で構音の変化を見る検査です。

 例えば「し」が「ち」になる子に対して、1秒間に3回「しーしーしー」と音を耳元で提示します。

 その後、子供に1回だけ同じ音を復唱をさせます。

 正しく言えれば「被刺激性あり」、少しでも変化して正しい音に近づけば「被刺激性ややあり」、何度繰り返しても変化がなければ「被刺激性なし」と判定します。

 
 

語音弁別力検査

 子供が誤っている音と正しい音の違いを聞き分けられているかを見る検査です。

 誤っている音と正しい音が含まれる単語リストを用います。

 検査者が発音して聞かせ、子供の聞き分ける力を見ていきます。

 
 

聴覚記銘力検査

 数字の順唱や逆唱など、知能検査や発達検査を参考にして行います。

 ある程度、文章を繰り返すことができる記銘力がないと文章レベルでの構音訓練は難しいでしょう。

 
 

掘り下げテスト

 正しく構音できなかった音を含む単語リストを復唱していきます。
 語内位置別にできるだけたくさんの単語で用います。

 一貫性の有無(不動性の程度)や「鍵になる語」を見つけていきます。

 
 

パタカテスト(オーラルディアドコキネシス)

 
 

知能検査・発達検査

 構音と直接的な関係のある検査ではありませんが、その子の知的面や発達の背景を知ることは指導の上で極めて重要です。

 
 

聴力検査

 
 

会話明瞭度検査

 
 
 

構音障害の解説

構音障害とは?

異常構音の種類

音の誤り方の種類

 
 
 

参考資料

湧井豊『構音障害の指導技法-音の出し方とそのプログラム-』学苑社、1992年

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