子供を車に乗せるのは何時間まで?
子供を乗せての長時間ドライブは何時間くらいまでが限度なのでしょう?
育児にまつわるこういった類の疑問は、総じて「状況による」「その子の様子を見て柔軟に判断する」に尽きるのですが、
強いて目安を挙げれば、
車に子供を乗せて長時間運転する場合、2時間に1回以上の休憩をとることが望ましいです。
今日は子供と長距離運転についてです。
長距離運転の休憩間隔は?
厚生労働省の資料によると、
車を運転する場合、
普通の道路での運転なら4時間ごと、
高速道路なら2時間ごとに休憩をとることを推奨しています。
運転するのは大人なので、同乗者である子供が同じ頻度で休憩が必要とまでは言いきれませんが、少なくとも1つの目安にはなります。
長距離運転に伴う子供への負担
子連れで長距離運転する場合、心配なのはやはり子供への身体の負担でしょう。
車の場合、子供はチャイルドシートに固定され、長時間同じ姿勢のままいることになります。
長時間同じ姿勢をとりすぎることで、接地している体の部分が壊死してしまうことを「床ずれ」とか「褥瘡(じょくそう)」と言ったりします。
壊死するとまではいかなくても、やはり長時間同じ姿勢をとることは大人も子供も血行不良になりやすく、やはり体に負担のある行為です。
日本褥瘡学会の資料によると、
褥瘡予防のために姿勢を変える時間感覚はおよそ2時間ごと(専用のマットなどであれば4時間ごと)を推奨しています。
このように考えると、
およそ2時間ごとに休憩をとり、例えば車から降りて少し散歩をするなどの行為は車移動に伴う体の疲労を軽減してくれそうですね。
まとめ
子供を乗せての長時間ドライブは何時間くらいまでが限度なのでしょう?
あくまでその子やその状況によりますが、
車に子供を乗せて長時間運転する場合、2時間に1回以上の休憩をとることが望ましいです。
休憩は30分程度。
体を軽く動かしたりして車に乗っていたときの姿勢をリセットするような休憩が望ましいです。
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参考資料
『連続運転時間・休憩の考え方』(厚生労働省)2019年4月23日検索
『褥瘡の予防について』(日本褥瘡学会)2019年4月23日検索