その他の社会スキル

空気を読むのが苦手なあなた。自分がダメだと思うあなた。

公開日:2017年4月19日

空気を読むのが苦手なあなた。
周りと自分が違うと感じるあなた。

話していても、一緒にいても、なんだか感じる違和感。
相手からもなんだか距離を置かれている感じ。

「自分」と「特定の誰か」じゃない。
「自分」と「社会」の認識が違うのかなあと思ってしまう。

そう思い始めると、
すごく不安になるあなた。

「私」以外の「みんな」はわかっている・認識できる「常識」や「空気」があって、
「私」はその「みんな」が自然に感じることができる「常識」や「空気」がわからない。

言ってもらえば、説明してもらえば、わからないことはない。

一度言ってもらえばわかるけれど、
でも同じようなことを今度は自分で気づけるかと言えば正直自信はない。

あなたは自分に常識やコミュニケーション能力がないのだなぁと感じてしまう。
周りが自分よりとても上手に生きている気がしてくる。
 
 
 

ダメな人間

 
ソーシャルスキルに自信がないと、自分がまるでダメな人間のように思えてしまう。

でも、あなたはダメな人間じゃない。
 
 
気休めはやめて?
 
 
もしもあなたが「気休めはやめて」と思うなら、
「自分がダメじゃないなんて思えない」と感じるなら、
 
 
少し見方を変えてみよう。
 
 
世の中、ダメなやつばっかりだ。
別にあなただけじゃない。

あなたが常識人だと思っているあの人が言っていることも、
別の場所で見れば非常識だ。

コミュニケーション能力が高いと思っているあの人も、
別の誰かの前では空気を読めずにいる。

だから、あなたは自分がダメな人間だなんて思わなくていい。
もっとのんびり生きていい。
 
 
 

もしも疲れたときは

 
「空気を読むのを失敗した」「自分には常識がないなぁ」と思って疲れたときは、どうしたらいいだろう?

そういうときは、
他の空気や常識がある場所を感じればいい。

世の中には、
あなたの読めない空気や理解できない常識がある一方で、
あなたが読めたり理解できる空気や常識がある。

学校や会社以外のコミュニティを見つけてもいいし、
自分が共感できる本を読んでもいい。
親や、昔からの友人と話してもいい。

あなたと同じ考え方の人はいるし、
あなたと違う考え方を持つ人もたくさんいる。

それと同時に、
「空気を読めるあの人」と違う考え方を持っている人も世の中にはたくさんいる。

「あなた」と「あなた以外」の考え方が違うのではなくて、
「あなた」と「相手」の考え方が違うだけなのだ。

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