キャッチボールは何歳から?
キャッチボールは何歳頃からできるものなのでしょう?
ボールの大きさや、相手が投げてきたボールのコースや速度にもよりますが、
大人が短い距離から子供が取りやすいように投げたボールを、キャッチできるのは何歳頃なのでしょう。
個人差はありますが、
キャッチボールができるのは5~6歳頃です。
キャッチボールと子供の運動発達
子供の発達を見る検査に、
ポーテージ早期教育プログラム
子供の発達の目標を年齢別・段階別に見ることができる評価・訓練方法の1つです。
というものがあります。
上記によると、
相手が投げたボールを両手でキャッチできるのは3~4歳頃、
相手が投げたボールを片手でキャッチできるのは5~6歳頃の運動発達と位置付けられています。
ボールをキャッチするためには、ボールの動きを予想して体を動かし、同時に腕でボールを受け止めるような力加減が必要です。
ボールをキャッチするというのは体全体の協調性が大切なわけです。
子供とのキャッチボールのやり方
子供は3~4歳頃からボールをとることができはじめ、
5~6歳頃には、お手玉のような掴みやすいサイズ・硬さのボールであれば片手でキャッチできるようになってきます。
しかしながら、そこに至るまでの過程はなかなか難しいものです。
人は得意・不得意がありますから、
キャッチボールが苦手なお子さんにとってはボールを取るに至るまでの過程は退屈であったりもします。
キャッチボールが苦手であれば、まずは風船バレーなどボール(?)でわいわい遊ぶことから始めるのがおすすめです。
風船を交互に打ったり、
あるいはボールをかごに入れるゲームをしたり、
まずはボールで遊ぶことの楽しさを共有していきます。
おわりに
子供の発達には個人差がありますから、
あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。
特に運動が苦手なお子さんにとっては、
ボールをキャッチする動作は大人が思う以上にぎこちないものです。
熱心に指導することも大切ですが、
やはり運動は言われてすぐできるというわけでもありませんし、
理詰めの指導は子供によっては嫌になるものです。
まずはできる動作で楽しみつつ、子供が「やってみよう」と自発的に思えるちょうどよいステップを設定してあげるのが大切かと思います。