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ロイロノートでできること
概要
ロイロノートは課題の送信・回収・添削といった「提出物管理」をできる点が主な特色となります。
これにより教師と生徒が対面できないオンライン授業においても、宿題や連絡を円滑に管理することができます。
解説
ロイロノートを教育現場で導入する意義は、教師と生徒が直接会わなくても課題をやりとりできる点であると言えます。
後述するようにロイロノートには多くの機能がありますが、これらは別のアプリでも類似した機能があり「ロイロノートじゃないとできないこと」というわけではありません。
例えばロイロノートには撮影した授業動画を生徒に送る機能がありますが、これは別にYouTubeの限定公開機能で代用できます。
ロイロノートの意義は「動画を撮れる」「文章を打てる」といった機能ではなく、そうやって作成した課題をセキュリティ上安全に教師と生徒がわかりやすくやりとりできる点であると言えます。
ロイロノートでできること
提出物管理
ロイロノートは教師側が宿題や連絡事項を一括送信か個別の生徒へ送信かを簡単に選ぶことができます。
また生徒側も国語の課題は国語の先生へ、理科の課題は理科の先生へと提出先の変更も容易です。
これらが視覚的にわかりやすいアイコンで表示されています。
教師側は宿題などの提出状況が把握しやすく、また添削などを容易に行い生徒に伝えることができます。
情報の視覚的整理、カード機能
ロイロノートはカードと呼ばれる機能など使い視覚的に学習を整理することが可能です。
外観としてはパソコンの付箋機能に近いものがあります。
ロイロノートでは文字・音声・写真・動画いずれもやりとりすることができます。
Webフィルタ
ロイロノートは生徒のインターネット検索にフィルターをかけることができます。
これにより有害サイトの閲覧を防止することができます。
ただし全てのブラウザに対応しているわけではないため、教師と生徒(および保護者)の約束事はいずれにせよ必要でしょう。
教師と生徒のやりとり
ロイロノートでは先述のカード機能を使って簡単なやりとりが可能です。
また動画などを撮影し送ることも可能です。(長時間の動画は負荷がかかるためYouTubeの限定公開などを併用するほうが望ましいです)
ただしオンライン授業のようなビデオ通話機能はロイロノートにはなく、zoomなどを併用する必要があります。
参考資料
『ロイロノート』 2021年7月15日検索