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マンカラ・カクメイのルール|家族で楽しめるボードゲーム

公開日:2023年1月2日


 
 

マンカラ・カクメイの遊び方



 マンカラのルールの1つである「カクメイ」は、日本レクリエーション協会が作ったオリジナルのルールです。
 通常のマンカラの道具に加え、白玉と面が色分けされた6面サイコロを使います(普通のサイコロでも代用可能)。

 以下、駒として使うおはじきのことを「石」、石を入れる12か所のくぼみを「くぼみ(小)」、横一列の自分側6つのくぼみを「陣地」、両端の大きいスペースを「くぼみ(大)」とします。

 
 
 

解説

概要や位置づけ

  • 基本のルールはカラハと同じ
  • 石をたくさん取った人が勝ち
  • 白玉が自分のくぼみ(大)に入ったらサイコロを振って逆転イベントを起こせる

 カクメイはその名の通り一発逆転が狙える遊び心のあるルールです。

 運要素がある点と、白玉とサイコロという道具が増えている点から個人的にはマンカラのルールとしては邪道かなとも思います。
(マンカラは運の要素がない戦略性と、道具の少なさ・簡素さが魅力だと思います。あくまで個人の見解ですが)

 一方で、他の石と性質が異なる白玉を混ぜるというルールは、アレンジとしてはおもしろく興味深いです。

 
 

ルール



  • 準備として、全てのくぼみ(小)に石を4つずつ入れます。
  • じゃんけんなどで順番を決めてゲームスタートです。
  • 先攻は一番左のくぼみ(小)から石を1つ取り除き、代わりに白玉を入れます。つまり白玉を入れるのは相手のくぼみ(大)から一番遠いくぼみ(小)。
  • 自分の番、プレイヤーは陣地のくぼみ(小)のどれか1つを選び、石を全て手に取ります。
  • 手に取った石を右隣りのくぼみに1つずつ飛ばさず置いていきます。
  • 手に取った石が多い場合は、相手陣地にも置いていきます。つまり石は反時計回りに1つずつ置いていきます。
  • ただし相手のくぼみ(大)には石は入れません。くぼみ(大)を使うのは自分の方のみです。
  • 最後の1個が入るくぼみが、くぼみ(大)であったら、その人はもう1回できます。そうでなければ交代します。
  • 最後の1個が入るくぼみが、陣地の空のくぼみ(小)であれば、その石と対面する相手のくぼみ(小)の石ももらうことができます。もらった石は自分のくぼみ(大)に入れます。そして交代となります。
  • 以後これを繰り返します。くぼみ(大)から石を取ることはできません。
  • もしも白玉を自分のくぼみ(大)でぴったり止めることができたら、サイコロを振り、指示に従います。(サイコロの指示は後述)
  • サイコロを振り終わったら、白玉はスター時と同様一番左のくぼみ(小)に置きます。
  • こうして、回を重ねるごとにくぼみ(小)の石は減っていき、くぼみ(大)に集まっていきます。
  • どちらかの陣地の石が全てなくなったら終了です。
  • お互いのくぼみ(大)の中の石が多かった方が勝ちとなります。

 
 

サイコロの役割

  • 金:相手と自分のゴールの石を入れかえる。
  • 銀:相手のゴールから石を5個もらう
  • ピンク:相手のゴールから石を3個もらう
  • 赤:相手のゴールから石を1個もらう
  • 青:自分のゴールから相手に石を2個あげる
  • 緑:何もなし

 日本レクリエーション協会のマンカラは「カクメイ」ルール用に白玉と色分けされたサイコロをが付属しています。

 ただし上述のようにサイコロで起こるイベントは6パターンなので、普通のサイコロでも代用は可能でしょう。
 白玉についても要は他のおはじきと識別できる何か(例えばビー玉)であればいいので、こちらも代用可能です。

 
 
 

参考資料

『マンカラ』(日本レクリエーション協会)2022年11月5日閲覧

 
 

 
 

 
 

 
 
 
 

 
 

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