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マンカラ・オワリのルール|家族で楽しめるボードゲーム

公開日:2022年12月22日


 
 

オワリの遊び方



 マンカラのルールの中で最も戦略性の高い大人向けのルールの1つが「オワリ」です。

 しかしルール自体はシンプルなので子供も十分プレイはできます。
 相手との石を取り合う対戦性が高いため、より高度な読み合いを必要とします。

 以下、駒として使うおはじきのことを「石」、石を入れる12か所のくぼみを「くぼみ(小)」、横一列の自分側6つのくぼみを「陣地」、両端の大きいスペースを「くぼみ(大)」とします。

 
 
 

解説

概要や位置づけ

  • 2人対戦(道具が複数あれば何人でも可能)
  • 自分のくぼみ(大)に多く石を入れた人が勝ち
  • マンカラの中では戦略性の高く深いルールの1つ

 ガーナでは国技と言われるほどポピュラーなマンカラの遊び方です。

 冒頭で述べたようにマンカラのルールの中では戦略性の高いものの1つになります。

 相手の石を奪い合うルールの性質上、3人以上でやる場合は隣り合わせた人の実力によって戦況が変わります。
 (左隣が強い人だと不利で、右隣りが弱い人だと自分が有利となります。ただし絶対的なものではないので真剣勝負でなければそこまで気にならないでしょう)

 このあたりの性質は他のルールである「カラハ」と通ずるものがあるでしょう。

 
 

ルール



  • 準備として、全てのくぼみ(小)に石を4つずつ入れます。
  • じゃんけんなどで順番を決めてゲームスタートです。
  • 自分の番、プレイヤーは陣地のくぼみ(小)のどれか1つを選び、石を全て手に取ります。
  • 手に取った石を右隣りのくぼみに1個ずつ飛ばさず置いていきます。
  • 石が多い場合は相手陣地にも入れていきます。つまり反時計回りで石を撒いていきます。
  • くぼみ(大)には石は入れません。
  • 自分が最後に石を入れた場所が相手の陣地で、なおかつ石の数が2つor3つになっていれば、そのくぼみの石を(相手の石ごと)もらえます。
  • このとき、その直前のくぼみも2つor3つならそこももらえます。さらにその直前も同様です。このように連続する限りもらえます。
  • 手に入れた石は自分のくぼみ(大)に入れます。
  • 相手と交代し、これを繰り返していきます。
  • このように、相手陣地でうまく最後の石を2つあるいは3つになるよう狙っていき、石を取り合います。(つまり相手陣地の石が1~2つしかないくぼみがチャンスです)
  • どちらかの陣地の石が全てなくなったら終了です。
  • ただし、一方の陣地が空になっても、他方が石を動かすことで陣地に届き、継続可能ならその動かし方をしないといけません。
  • つまりルールの範囲で可能な限り続け、それでも陣地が空で動かす石がなくなった場合に終了です。
  • 一方の陣地が空になった場合ゲームは終了で、その時点で他方に余っている石はその人の物になります。
  • くぼみ(大)にある石が多い方が勝ちです。

 
 
 

参考資料

『マンカラ』(日本レクリエーション協会)2022年11月5日閲覧

 
 

 
 

 
 

 
 
 
 

 
 

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