非認知能力のレクリエーション

猛獣狩りゲームとは?|子供の発達を促すレクリエーション

公開日:2023年5月12日


 
 

猛獣狩りゲームとは?

 猛獣狩りゲームとは、大人が言った単語の文字数と同じ人数のグループを作るゲームです。

 グループを作れなかった人が負けとなります。

 道具がいらないため準備の必要なく行えますが、ある程度の参加人数が必要なレクリエーションです。

 
 
 

解説

ルール

  • かけ声を復唱してもらいながら始めます。
    進行役「猛獣狩りに行くぞ♪」
     子供「猛獣狩りに行くぞ♪」
    進行役「槍だって持ってるぞ♪」
     子供「槍だって持ってるぞ♪」
    進行役「鉄砲だって持ってるぞ♪」
     子供「鉄砲だって持ってるぞ♪」
    進行役「あ!(と言いながらどこか方角を指差す)」
     子供「「あ!(と言いながらどこか方角を指差す)」
    進行役「あ!(と言いながらどこか方角を指差す)」
     子供「「あ!(と言いながらどこか方角を指差す)」
  • 「ライオン!」などのように動物の単語を言います。
  • 子供達は言われた単語の文字数でグループを作ります。(「ライオン」の場合は4文字なので、4人グループを作ります)
  • グループに慣れなかった人が負けになります。

 「ライオン」「キリン」「ブタ」「ウサギ」など文字数をランダムに変えながら行っていきます。

 
 

コツ・ポイント

 事前のかけ声はゲームに直接関係はないものの、「猛獣狩り」という雰囲気をより高めてくれます。

 こういった事前の掛け声やお遊戯を一緒にできるのも、大切なコミュニケーションと言えるでしょう。

 進行役は当然ながら「猛獣」となる単語を工夫して出題します。

 参加人数に合わせて、人数が余ってしまうような文字数にすることで緊張感も出て楽しめるでしょう。

 
 

意義

 「ライオン」という単語を聞いたときに4つの音だとわかる力は専門的には「音韻意識」と言います。

 私達はこの「音韻意識」によってはじめて聞いた単語でも文字に書けたり、「しりとり」「逆さ言葉」といった言葉遊びができます。

 「音韻意識」は幼児期に発達し、発音や読み書きに影響を与えます。

 「猛獣狩りゲーム」はこの音韻意識を前提とした遊びの1つと言えるでしょう。

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