マウスキー機能とは、Windowsのパソコンに標準装備されている機能です。
設定をオンにすることで、テンキーでマウスを動かすことができます。
マウスキー機能はテンキーでマウス操作をするためのものです。
障害により手が不自由で、マウスを使えない。
手元にマウスがない。
マウスでの操作が嫌い。
理由はいろいろありますが、マウス以外でマウスカーソルを動かしたいと思ったときに標準設定でなんとかしようと思ったらマウスキー機能が挙がります。
テンキーとはパソコンのキーボードにある電卓のような(?)数字キーのところです。
マウスキー機能ではテンキーがマウスのかわりになります。
「コントロールパネル」→「コンピューターの簡単操作」
→「マウスの操作」→「マウスキー機能を有効にする」をチェックしましょう。
WindowsのOSにより若干設定手順は異なりますが、だいたいは上記のような感じです。
マウスキー機能を有効にすると、
テンキーに以下のような機能が割り当てられます。
1:左斜め下
2:下
3:右斜め下
4:左
5:クリック
6:右
7:左斜め上
8:上
9:右斜め上
0:ドラッグ
.:ドロップ
/:左ボタン選択
-:右ボタン選択
*:左右のボタン選択
マウスキー機能で一番特徴的なのが、「5」のクリックが他のキーにより役割が変わるところです。
ちょうど車がギアにより前進かバックか変わるような感覚。
/(スラッシュ)を押すと、その後「5」は左クリックに。
-(マイナス)を押すと右クリックになります。
これは押し続けるという意味ではなく、1回押すという意味です。
本来テンキーには数字の機能と矢印の機能があります。
数字の機能をオンにするかどうかのキーが「NumLK(ナムロック)」キーです。
マウスキー機能がNumLKがONのとき使うかOFFのとき使うかは、マウスキー機能の設定時に確認しておきましょう。
マウスキー機能を有効にすると、
タスクバーにマウスキー機能のマークが出ます。
今、「5」が左クリックなのか右クリックなのかはこのマークで確認できますので、知っておくと便利です。
マウスキー機能は特にソフトなどを入れなくても使える標準装備の設定なので、知っておいて損はないでしょう。
クリックの切り替えの操作が馴染みがないぶんわかりにくいかもしれませんが、慣れでしょう。
マウスキー機能の長所は、ドラッグ&ドロップが押しっぱなしじゃなくてもできるとことです。
「0」を1回押せば、左クリックを押しっぱなしと同じ状態にできるので、キーを押し続けなくてもドラッグ操作ができます。
みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか。
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