その他の食べ物の対象年齢

子供に生ものは何歳から食べさせていいのか?~刺身や生卵を食べさせる時期~

公開日:2019年8月2日


 
 

子供に生ものは何歳から?

子供に生ものは何歳頃から食べさせていいものなのでしょう?

家庭の方針にもよるでしょうが、

子供に生ものを食べさせるなら、早くて4歳以降が無難と考えられます。

以下、もう少し詳しく。

 
 
 

生ものを食べることと子供の発達

子供の成長には個人差があります。

「うちの子は○○歳で○○を食べさせて大丈夫だった」という経験談は参考にはなるかもしれませんがあくまで経験則の域を出ません。

子供の成長を考える上ではある程度客観的なものの見方が時として必要です。

ひとくちに「生もの」といってもいろいろありますが、日常生活でよく目にする機会が多いのは「生卵」や「刺身」などではないでしょうか?

で詳しくとりあげましたが、農林水産省によると
2歳以下のお子さんの生卵の摂取は避けるように注意喚起しています。

さらに、

で触れたように、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の資料によると、種類にもよりますが
3歳未満のお子さんには生魚の摂取は避けることが望ましいとしています。

また、刺身のような歯ごたえのある食材を食べるなら噛む力、「咀嚼能力」もある程度はほしいものです。

物を噛むためには奥歯、つまり臼歯が必要なわけですが、
乳歯において臼歯が生えそろうのは2歳6カ月~3歳6カ月頃とされています。

 
 
 

生ものを食べるときに気をつけること

何でもそうですが、子供に初めての物を食べさせるときは親として心配なものです。

アレルギーや食中毒、窒息や腹痛など考えたらきりがありません。

いずれにせよ、
子供に何か初めての物を食べさせるなら、平日の日中がおすすめです。

理由は単純で、万が一のときに医療機関を利用しやすいからです。

これが土日や夜中だったりすると病院を利用するのも一苦労です。

また、
子供は体調によって同じ食べ物でも違った反応をすることがあります。

初めての物を食べさせるなら子供の体調が良い時に、少量ずつ食べましょう。

また、親にアレルギーがあるなど不安な点があるときは最終的には医師の指示を仰いだほうがいいでしょう。

 
 
 

まとめ

子供に生ものは何歳頃から食べさせていいものなのでしょう?

ひとくちに「生もの」といってもいろいろありますが、日常生活でよく目にする機会が多いのは「生卵」や「刺身」などではないでしょうか?

個人差はありますが、
生卵なら2歳以降、刺身なら3歳以降が無難かなと考えられます。

さらに、別の角度から考えると、刺身などはある程度の硬さがあり、咀嚼能力もそれなりにほしいところです。

乳歯において臼歯が生えそろうのは2歳6カ月~3歳6カ月頃とされています。

以上のような点を踏まえると、
生ものを食べさせるなら(食材にもよりますが)4歳以降がひとつの目安になるのではと考えられます。

 
 
 

その他の記事

-その他の食べ物の対象年齢

テキストのコピーはできません。