人間関係の教科書

【人間関係の教科書】人間関係がつらいとき、疲れるとき、ストレスになるとき

公開日:2019年4月19日


 
 

人間関係がつらいとき

生きていると、人間関係がつらいときがあります。
人間関係にストレスを感じるときがあります。

心があるから、
人に嫌われることが怖かったり、
人に好かれるほうが嬉しかったり、
他人を気にしたり、
他人を気にすることに疲れたりすることがあります。

たぶん人間関係がつらいのは、「相手が自分と同じならいいなあ」と思うからで、きっと私は人間が好きで、人間と仲良くしたいのだと思います。

人間関係がうまくいかないとき、
私と相手は違う人間で、思っていることも違うけれど、
「自分と同じように考えてほしい」という気持ちは一緒なのかもしれません。

だから私は、
自分と相手は違うのだということと、
相手を自分のようにしなくていいのだということと、
自分を相手に合わせなくていいのだということを、

思うようにしてみます。

そうすると、少しだけ楽になることがあります。

 
 
 

人間関係がつらいときがある

例えば人が会社をやめる理由の多くは、人間関係なのだそうです。

人間関係は難しいです。

自分は悪気はないのに、相手と衝突してしまうことがあります。

自分は悪気はないのに、相手とすれ違ってしまうことがあります。

私と相手は違う人間だからなのだと思います。

自分と同じように、相手も感じたり考えてくれたらいいのにと思うこともあります。

「自分と相手は違う人間なんだ」ということは、小学校の道徳の授業で聞いたような覚えがあります。

だから「自分と相手は違う人間なんだ」ということは、知識としては知っているつもりです。

けれど、「自分と相手は違う人間なんだ」ということを実感すると、孤独を感じる自分もいます。

自分と相手が似ていたらいいなあ
自分と同じように考えてくれたらいいなあ
自分と同じ意見だといいなあ

そう思ってしまう自分も、確かにいるのだなあと思います。

たぶん人間関係がつらいのは、「相手が自分と同じならいいなあ」と思うからで、きっと私は人間が好きで、人間と仲良くしたいのだと思います。

 
 
 

人間関係がつらくなったら

人間関係がつらいとき、私の場合は、「相手が自分と同じだったらいいなあ」と思っていて、相手も「自分と同じだったらいいなあ」と思っていて、けれど私と相手が違うということが多いです。

私は、「自分がそう思わないこと」を他人に強要されると嫌な気持ちになります。

そしてたぶん、多くの人が「自分がそう思わないこと」を他人に強要されることは嫌なのだと思います。

私と相手は違う人間で、思っていることも違うけれど、
「自分と同じように考えてほしい」という気持ちは一緒なのかもしれません。

そして、私は、「自分と同じように考えてほしい」と思う一方で、

私は、相手が「私を自分と同じ考えにしようとしている」ことにストレスを感じているのかもしれません。

私と相手は違うけれど、お互いが「自分と同じ考えにしよう」と強要せず、ただ互いのありのままを認め合えれば、仮に違う者同士でも少し楽になる気がします。

 
 
 

その他の記事

-人間関係の教科書

テキストのコピーはできません。