人間関係がつらいとき
生きていると、人間関係がつらいときがあります。
人間関係にストレスを感じるときがあります。
心があるから、
人に嫌われることが怖かったり、
人に好かれるほうが嬉しかったり、
他人を気にしたり、
他人を気にすることに疲れたりすることがあります。
たぶん人間関係がつらいのは、「相手が自分と同じならいいなあ」と思うからで、きっと私は人間が好きで、人間と仲良くしたいのだと思います。
人間関係がうまくいかないとき、
私と相手は違う人間で、思っていることも違うけれど、
「自分と同じように考えてほしい」という気持ちは一緒なのかもしれません。
だから私は、
自分と相手は違うのだということと、
相手を自分のようにしなくていいのだということと、
自分を相手に合わせなくていいのだということを、
思うようにしてみます。
そうすると、少しだけ楽になることがあります。
人間関係がつらいときがある
例えば人が会社をやめる理由の多くは、人間関係なのだそうです。
人間関係は難しいです。
自分は悪気はないのに、相手と衝突してしまうことがあります。
自分は悪気はないのに、相手とすれ違ってしまうことがあります。
私と相手は違う人間だからなのだと思います。
自分と同じように、相手も感じたり考えてくれたらいいのにと思うこともあります。
「自分と相手は違う人間なんだ」ということは、小学校の道徳の授業で聞いたような覚えがあります。
だから「自分と相手は違う人間なんだ」ということは、知識としては知っているつもりです。
けれど、「自分と相手は違う人間なんだ」ということを実感すると、孤独を感じる自分もいます。
自分と相手が似ていたらいいなあ
自分と同じように考えてくれたらいいなあ
自分と同じ意見だといいなあ
そう思ってしまう自分も、確かにいるのだなあと思います。
たぶん人間関係がつらいのは、「相手が自分と同じならいいなあ」と思うからで、きっと私は人間が好きで、人間と仲良くしたいのだと思います。
人間関係がつらくなったら
人間関係がつらいとき、私の場合は、「相手が自分と同じだったらいいなあ」と思っていて、相手も「自分と同じだったらいいなあ」と思っていて、けれど私と相手が違うということが多いです。
私は、「自分がそう思わないこと」を他人に強要されると嫌な気持ちになります。
そしてたぶん、多くの人が「自分がそう思わないこと」を他人に強要されることは嫌なのだと思います。
私と相手は違う人間で、思っていることも違うけれど、
「自分と同じように考えてほしい」という気持ちは一緒なのかもしれません。
そして、私は、「自分と同じように考えてほしい」と思う一方で、
私は、相手が「私を自分と同じ考えにしようとしている」ことにストレスを感じているのかもしれません。
私と相手は違うけれど、お互いが「自分と同じ考えにしよう」と強要せず、ただ互いのありのままを認め合えれば、仮に違う者同士でも少し楽になる気がします。