年配の人が若い人と接するとき
年齢に関係なく、相手を一人の人間として敬意を表して接する人は魅力的です。
年上だからと偉そうにするのではなく、若い人に謙虚に接する人は年下からも好かれます。
飲み会での年配者の振る舞いについて考えます。
若者への気の遣い方
あとは若い人達で
例えば飲み会などで、若い人達よりちょっと早く帰る年配者は引き際が良くて魅力的です。
上司や年配者がいたらできない、若い人達だけの話というものもあるものです。
会社の飲み会があったらちょっと早めに席を外し、その際にちょっと多めに飲み会代を置いて帰る。
そういう上司は足るを知っていてカッコイイものです。
足るを知る
そうやって謙虚に振舞っていると、若い人達から「もっと居てください」とか「また飲み会に行きましょう」と誘われることもあります。
こういう言葉は感謝しつつ、その言葉をある程度社交辞令として受け止めることが大切です。
飲み会で若者達を尊重して席をはずそうとすれば、「まだいいじゃないですか」と社交辞令で言ってくれることもあります。けれどそこで「じゃあ」と甘えては意味がありません。
社交辞令には「ありがとう」と感謝し、席を立つ。常に謙虚さをキープするからこそ相手も社交辞令を言ってくれるのです。
家庭を大事に
飲み会で若い人を残して帰るとき、ただ気を遣って帰るだけでは相手も申し訳なく思ってしまいます。
例えば「妻に土産を買って帰りたいから、今日はこのへんで。あとは若い人達で」のように、若者への気遣いとプラスしてプライベートな理由を挙げると相手も気を遣わずに済みます。
気遣いにはそれを必然にする大義名分が必要なのです。
また、家庭を大切にする上司はカッコイイものです。
家庭を放っておいて若い人達と飲み会ばかりしている年配者は微妙です。
独身であれば個人の趣味などを理由にしてもいいでしょう。
例えば「明日は趣味のツーリング仲間と約束があるから、今日はこのへんで。あとは若い人達で」などです。
いずれにせよ会社の人間関係以外の居場所を持っていることが大切です。