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乳歯や永久歯が生えるのって何歳頃?~文部科学省の文献より~

公開日:2018年8月26日

子供の歯、乳歯や永久歯が生える年齢についてです。
 
 

 
 
 

1. 乳歯や永久歯が生えるのは何歳?

我が子の目で見てわかる成長の1つに「歯」があると思います。

歯が生え始めた我が子をみると、「虫歯にならないように気をつけなくちゃ」とあれこれ思ってしまいますよね。

乳歯や永久歯は何歳くらいから生えて何歳くらいに生えそろうものなのでしょう?

個人差はありますが、
乳歯は6カ月頃から生え始め、3歳頃に生えそろいます。

永久歯は6歳頃から生え始め、12歳頃に生えそろいます。

以下、詳しく見ていきます。
 
 
 

2. 乳歯のこと

文部科学省の文献によると、
乳歯は6カ月頃から生え始め、3歳頃に生えそろいます。

しかしながら歯が生える時期は個人差が大きく、
5~6カ月程度の遅れは比較的よくみられます。

多くの場合、乳歯は下の前歯から生え始めます。
 
 
食べ物を噛むための奥歯を専門的には臼歯と言います。

臼歯は乳歯の場合、上下左右に2本ずつあります。

手前が第一臼歯、奥が第二臼歯です。

第一臼歯が噛み合うのが1歳半頃で、この頃が離乳食の完了時期に相当します。

しかしながら本格的な咀嚼、とりわけすりつぶし動作が可能になるのは第二臼歯が噛み合ってからです。
 
 
 

3. 永久歯のこと

永久歯も乳歯同様、生え始めや生えそろう時期は個人差があります。

永久歯は6歳頃から生え始め、12歳頃に生えそろいます。

約1年程度の遅れはしばしば見られます。

しかしながら、
乳歯に重度の虫歯や外傷があると永久歯の生える時期が遅れることが多いです。

基本的に、永久歯の生え始めや生える順序は乳歯以上に個人差が大きいです。

上記を踏まえた上で強いて挙げるなら、
永久歯で最初に生えるのは下の前歯か下の奥歯(第一臼歯)であることが多いです。
 
 
 

4. まとめ

以上のように、

乳歯は生後6カ月頃から生え始め、3歳前後には生えそろいます。

5~6カ月程度の個人差はよくあります。

その後、
6歳頃から永久歯が生え始め、12歳頃に生えそろいます。

永久歯は乳歯以上に個人差が大きいです。

傾向として、
乳歯に重度の虫歯があると、永久歯の生え始めが遅くなることがあります。
 
 
 

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6. 参考資料

『歯・口の健康づくりの理論と基礎知識』(文部科学省)2018年8月7日検索

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