1. びっくりするとは?
自分が予想していないことが突然に起こると、人はびっくりします。
びっくりするとは「驚愕」とか「驚く」といった言い方もします。
びっくりした気持ちとは、自分が予想していないことが起こって瞬間的に感情が変わってしまうことです。
2. びっくりするのは悪いこと?
例えば嬉しいというのはポジティブな感情です。
例えば悲しいというのはネガティブな感情です。
びっくりするという感情がポジティブかネガティブかは状況によって異なります。
例えばサプライズで誕生日を突然友人から祝ってもらう。
このとき人は嬉しい気持ちが入った驚きを感じます。
一方で、例えば突然に親しい誰かと死別する。
これは悲しい気持ちが入った驚きを感じます。
びっくりするというのは、あくまで瞬間的な感情の戸惑いであり、それが良いものか悪いものかは状況によります。
だからびっくりするかどうかより、そのあとに自分がどういう言動をとるかが重要だったりします。
例えばサプライズでプレゼントをもらったとき。
相手は私をびっくりさせてより大きく喜んでもらおうと考えていることがわかります。
相手はサプライズを通してより私のことを考えてくれているわけです。
だから私はびっくりしたあと、その優しい気持ちに対して感謝をして、「サプライズをしてくれてありがとう。とっても嬉しい」などといった言葉で感謝の気持ちを伝えます。
3. びっくりしたときの顔って?
びっくりすると、人の顔は眉が上がったり目が見開いたり口が開いたりします。
また、びっくりすると声が出たり体がびくっとすることもあります。
一方で、驚きがあまりにも大きかったり予想ができないものだと、表情や体が固まって動きがなかったりもします。
4. 人がびっくりしないとき
自分が予想していないことが突然に起こると、人はびっくりします。
つまり目の前で起こったことが予想できたことだと人はびっくりしません。
一方で、予想していなくても、目の前のことを見ていない・聞いていなかったらびっくりしません。
何かに集中し過ぎていたり、ぼーっとしすぎて、目の前の起こったことを認知していないと、人はびっくりしなかったりします。