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音節(シラブル)とは? わかりやすく簡単に解説 定義や数え方の例

公開日:2022年6月7日


 
 

音節とは?

 音節とは母音が子音を従える形で束ねる音の単位です。
 このため音節はおおむね母音の数で数え、長音(ー)・促音(っ)・撥音(ん)は数えません。

 音節は「シラブル」とも言われ、モーラ(拍)と同様に音声言語学において重要な考えの1つです。

 
 
 

解説

音節の数え方

 音節は長音(ー)・促音(っ)・撥音(ん)を1つとしては数えません。
 拗音(ゃ・ゅ・ょ)も数えません。

 例えば「バナナ」は「バ・ナ・ナ」で3音節ですが、
「りんご」は「りん・ご」で2音節になります。

 冒頭で述べた「母音を子音が従える形」とは要するに、母音(a,i,u,e,o)を基準に音節は数えるというイメージになります。

 つまり「bababa」は3音節。
「ringo」は2音節になります。

 また長音(ー)は数えませんから、例えば「バター(bataa)」は2音節になります。

 以下、音節の数え方の具体例を挙げていきます。

 
 

音節の具体例

おおむね母音1音が1音節である

  • くも(2音節)
  • くるま(3音節)
  • やきいも(4音節)

濁音・半濁音も同様に1音節である

  • ごま(2音節)
  • バナナ(3音節)
  • ピロシキ(4音節)

長音(ー)は数えない

  • リーチ(2音節)
  • トースト(3音節)
  • リコーダー(3音節)

促音(っ)も数えない

  • きって(2音節)
  • きってかって(4音節)
  • きってかってきて(6音節)

撥音(ん)も数えない

  • パン(1音節)
  • りんご(2音節)
  • こんだて(3音節)

拗音(ゃ・ゅ・ょ)は数えない

  • きょり(2音節)
  • キャンプ(2音節)
  • しゃかい(3音節)

 
 

音節と言語

 このように、音節は日本語の感覚だとややこしい印象を受けるかもしれません。

 音節は英語などの言語において重要な概念であり、日本語の場合はモーラ(拍)のほうが馴染みやすい概念です。

 以下に、モーラやこれらの違いについて触れていきます。

 
 
 

モーラとは?

 
 
 

参考資料

『モーラと音節の普遍性(<特集>音節とモーラの理論)』(日本音声学会)2022年5月31日検索

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