いろいろな暗黙のルール

【暗黙のルール辞典】おしぼりで顔を拭かない

公開日:2018年12月10日

 
 

 
 
 

おしぼりで顔を拭かない

会社の飲み会などに行くことがあるかもしれません。

居酒屋をはじめ、飲食店では時折おしぼりが配られることがあります。

おしぼりは各々が自由に使っていい物ですが、

おしぼりで顔を拭くのはやめたほうが無難です。

おしぼりは軽く手を拭く程度の使用にとどめます。
 
 
 

自分では汚くないと思っていても他人からみたら汚い

自分の体や自分の持ち物、
他人の体や他人の持ち物。

人は自分に関わりがあるものとそうでないものに認識の差があります。

自分では汚くないと思っているものやことが、他人からみたら汚いということはよくあります。

例えば自分が履いている靴下。

自分が今履いている靴下を少し手で触るくらい、自分にとってはあまり抵抗はないでしょう。

しかしその手で触れられたら、他人はちょっと嫌かもしれません。

それと一緒で、

自分の体をごしごし拭いた物は、他人からしたら抵抗があります。

おしぼりは食事前や食事中に汚れた手を少し拭くための物です。

当然、おしぼりは他人と共有することはないでしょうが、やはり顔をごしごし拭いた物が近くにあると、他人はちょっと抵抗があるものです。
 
 
 

おしぼりで口を拭くのも避けた方が無難

おしぼりは軽く手を拭く程度の使用にとどめます。

一方で、
おしぼりを開封すらせず食事に手をつけるのもやめたほうがいいでしょう。

仮に直前に手を洗っていても、おしぼりを使っていなかったら「この人は手も拭かないで食事をしてるのかな」と思われてしまいます。

人間関係においては、
清潔かどうか以上に、清潔と思ってもらえるかが重要だったりします。

飲食店でおしぼりが出されたら、食事前に開封して手を軽く拭きます。

使ったおしぼりはくしゃくしゃにしないで、軽くたたむようにしてあまり乱雑にならないようにします。

おしぼりでは顔を拭いたりはしません。

どうしても顔をすっきりさせたいときは、お手洗いなどに行きましょう。

また、
食事中におしぼりで口を拭くのも避けた方が無難です。

口を拭く場合は別の紙などを使うほうがいいでしょう。
 
 
 

まとめ

おしぼりは手を拭くための物です。

おしぼりで顔を拭くと、周囲から「引かれる」可能性があります。

おしぼりは手を拭く程度にとどめておきましょう。

同様に、
おしぼりで口を拭くのも避けた方が無難です。

また、
1つのおしぼりで手を拭いたりテーブルを拭いたりすることも微妙です。

たまたま食べ物や飲み物を軽くこぼして、テーブルを拭きたいときは、その場にあるおしぼりでとりあえず拭いて、その後は新しいおしぼりをもらいましょう。

「手を拭くためのおしぼり」で、他の体の部分を拭いたり他の物を拭いたりしないように気をつけます。
 
 
 

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